介護福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
生活支援技術 問25

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

介護福祉士は、福祉用具専門相談員としての責務も兼ねているため、福祉用具に関する専門的知識に基づいて、助言を必要とする場面もあります。

そういった場面では、本人の自立支援や介護をする家族の負担を軽減することを念頭に、「利用者や介護者に合ったものか」「生活環境に合ったものか」という視点での助言が必要となります。

選択肢1. 福祉用具が活用できれば、住宅改修は検討しない。

不正解です。

福祉用具を活用しても、補い切れない部分があれば住宅改修も検討する必要があります。

 

選択肢2. 複数の福祉用具を使用するときは、状況に合わせた組合せを考える。

正解です。

本人、介護者、環境を視点に、最適な福祉用具の組み合わせを助言する必要があります。

選択肢3. 福祉用具の選択に迷うときは、社会福祉士に選択を依頼する。

不正解です。

ADLや環境を確認できる作業療法士や理学療法士などに相談することが最適です。

選択肢4. 家族介護者の負担軽減を最優先して選ぶ。

不正解です。

本人の負担軽減、自立支援を最優先にして選びます。

選択肢5. 福祉用具の利用状況のモニタリング(monitoring)は不要である。

不正解です。

体調の変化などに合わせて最適な福祉用具を提案できるよう、継続的にモニタリングが必要です。

参考になった数1

02

福祉用具を導入することで、介護支援の必要な方が日常生活をより過ごしやすくするという目的が挙げられます。その方の生活スタイルや環境に合わせた福祉用具を選択する必要があるので、「複数の福祉用具を使用するときは、状況に合わせた組合せを考える。」という回答が適切となります。

参考になった数0