管理栄養士の過去問
第28回
社会・環境と健康 問16
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
わが国の医療保険制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)は、自営業者を対象としている。
- 70歳以上の患者では、所得にかかわらず、患者窓口負担金の割合は一律である。
- 訪問栄養指導は、給付の対象外となっている。
- 保険料率は、保険者にかかわらず、同一の基準で定められている。
- 65歳以上の1人当たりの国民医療費は、65歳未満の約4倍である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 全国健康保険協会管掌健康保険は被用者保険のうち、民間企業の従業員を対象とする保険で、主に中小企業の従業員とその家族が対象となります。主に大企業の従業員とその家族を対象とするのは、組合管掌健康保険です。
また、自営業者を対象としているのは、国民健康保険です。
2 70~74歳は原則として2割負担、75歳以上は1割負担です。
所得が現役並みの水準であれば、3割負担となっています。
3 訪問栄養指導は、保険給付の対象です。
医師の指導の下、月二回までは保険診療として訪問栄養指導をおこなうことができます。
4 保険料率は、保険者によって異なります。
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02
社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。
1.協会けんぽの対象は中小企業労働者です。自営業者は国民健康保険となります。
2.70歳以上の患者でも、現役並みの所得を有する場合自己負担額が変わりますので、一律ではありません。
3.訪問栄養指導は給付の対象です。
4.保険料率は保険者によって基準が異なります。
5.記載の通りです。65歳未満で17万~18万円であるのに対し、65歳以上で71万~72万円になるので、約4倍と言えます。
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03
1:全国健康保険協会管掌健康保険は、中小企業で働く従業員やその家族を対象としています。自営業者を対象としているのは、国民健康保険です。
2:原則として2割負担ですが、一定の所得がある場合は3割負担となります。
3:訪問栄養指導は、給付の対象となります。
4:保険料率は、保険者によって異なります。
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