管理栄養士の過去問
第28回
栄養教育論 問116

正解：３

企画評価とは問題抽出やアセスメントが正しかったかどうか等を評価するため、対象の問題行動の要因の把握はこれに当てはまると言えます。

１．経過評価とは計画したプログラムが予定通り行われているかどうか等を評価するものです。

２．経済評価とは栄養プログラムを行う上で、その効果とかかった費用になどを評価します。

４．影響評価とはプログラムが学習した人や環境などの効果を評価します。

５．結果評価とは栄養プログラムによって栄養状態や、生活の質（QOL）、健康状態等が改善されたかどうかを評価します。

正解は　３　です。

１：経過評価は、経過目標が達成されたか等、栄養教育プログラムを質的にコントロールすることを目的に行います。

２：経済評価は、財源が効率的に使われたかを評価するものです。費用・効果分析（効果に対する実際にかかった全費用の算出）、費用・便益分析（かかった費用とその成果の費用の両方を計算）、費用・効用分析（質を調整した生存率等のQOLの概念を考慮して計算する）の3つがあります。

４：影響評価は、健康状態に影響を及ぼすような活動や行動の変容について観察するものです。1～2年の経過を評価する短期的な評価です。

５：結果評価は、活動や行動の適応によって、栄養状態やQOLが改善したか、その有効性を評価するものです。1～10年ほどの観察に及ぶこともあり、中・長期的な評価です。

正解は、3です。

1.経過評価-----計画したプログラムが予定どおりに準備・実施されているかを評価することです。

2.経済評価-----養教育プログラム内容の効果とかかった費用に関連する評価をすることです。

3.〇

4.影響評価-----プログラムが学習者や環境に効果があるかを評価することです。

5.結果評価-----目標である、学習者のＱＯＬや栄養・健康状態が改善されたか評価することです。