管理栄養士の過去問
第28回
臨床栄養学 問139

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問題

第28回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問139 (訂正依頼・報告はこちら)

神経性食欲不振症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 無月経がみられる。
  • 栄養療法開始時は、2,400kcal/日から始める。
  • 中高年期に好発する。
  • 標準体重に比べて、10%の体重減少がみられる。
  • 高カリウム血症がみられる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:1

2.過度な低体重であれば入院し、中心静脈栄養等を行います。食事を摂り始めるということであれば、心理状態なども考慮し、まずは無理はしないように400〜800キロカロリー程度など少ない量からはじめていく必要があります。

3.10〜20代の若い女性に多くみられます。

4.標準体重に比べて20%以上の体重減少がみられます。

5.栄養不足になっているため低カリウム血症が考えられます。

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02

正解は、1です。

1 . 〇

2 . 経口摂取をまずは優先的に進めていきます。経口摂取が困難で、生命の危険が考えられるときは、本人の合意を得て経腸栄養または中心静脈栄養へ切り替えます。

3 . 10~20歳代の女性に好発します。やせ願望や肥満恐怖に基づく食行動の異常が要因となっていることが多いです。

4 . 標準体重に比べて、20%の体重減少がみられます。

5 . 栄養不足のため、低カリウム血症がみられます。

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03

正解は 1 です。

2:食べることを強要せず、経口摂取が困難で生命の危険が考えられる場合は、経静脈栄養や中心静脈栄養を選択します。

3:思春期の女性に好発します。

4:標準体重に比べて20%以上の体重減少がみられます。

5:高カリウム血症はみられません。

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