管理栄養士の過去問
第27回
臨床栄養学 問146
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問題
第27回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問146 (訂正依頼・報告はこちら)
重症外傷患者の栄養代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 骨格筋たんぱく質の異化が低下する。
- グリコーゲンの合成が促進する。
- エネルギー代謝が低下する。
- 糖新生が促進する。
- 脂肪合成が促進する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:骨格筋たんぱく質の異化は亢進します。
重度の外傷があると、そこから大量のたんぱく質を喪失するため、必要量が増えるからです。
2:グリコーゲンの合成ではなく、分解が促進されます。
エネルギーの必要量が増えるからです。
3:エネルギーの必要量が増えるため、エネルギー代謝は亢進します。
5:脂肪の合成ではなく、分解が促進されます。
これも、エネルギーの必要量が増えるからです。
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02
2. 身体にかかったストレスに対して交感神経が亢進します。アドレナリンの分泌が促進され、肝臓でのグリコーゲンの分解が促進されるので誤となります。
3. 組織を修復するためにエネルギーが使われるために、エネルギー代謝は増加するので誤となります。
4. 身体にかかったストレスに対して交感神経が亢進されることにより、肝臓での糖新生を促進させるため正となります。
5. 身体にかかったストレスに対して交感神経が亢進されることにより、脂肪分解を促進し、エネルギー消費の増加に対応するため、脂肪合成は抑制されます。よって誤となります。
よって正解は、4. となります。
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03
臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。
1:骨格筋たんぱく質の異化は亢進します。
2:グリコーゲンの合成は抑制されます。
3:エネルギーの代謝は促進します。
4:文章の通りです。
5:脂肪合成は抑制されます。
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