管理栄養士の過去問
第27回
給食経営管理論 問184

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第27回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問184 (訂正依頼・報告はこちら)

給食の生産・提供システムに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • コンベンショナルシステムでは、在庫量に合わせて生産量を調節できる。
  • クックサーブシステムでは、生産と異なる日に提供する。
  • レディフードシステムでは、生産から提供までを連続して行う。
  • セントラルキッチンシステムは、調理機能が複数に分散している。
  • カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は「カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。」です。

選択肢1. コンベンショナルシステムでは、在庫量に合わせて生産量を調節できる。

コンベンショナルシステムでは、生産から提供までを連続して行います。

選択肢2. クックサーブシステムでは、生産と異なる日に提供する。

クックサーブシステムでは、調理後すぐに提供します。

コンベンショナルシステムにおける調理方式の名称です。

選択肢3. レディフードシステムでは、生産から提供までを連続して行う。

レディフードシステムでは、在庫量に合わせて生産量を調節し、生産と異なる日に提供します。

調理法式でいうと、クックチル・クックフリーズ・真空調理にあたります。

選択肢4. セントラルキッチンシステムは、調理機能が複数に分散している。

セントラルキッチンシステムは、調理機能が一箇所に集中しています。

カミサリーシステムにおける調理法式の名称です。

選択肢5. カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。

正解です。

参考になった数15

02

正解は【カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。】です。

以下、詳細の説明です。

選択肢1. コンベンショナルシステムでは、在庫量に合わせて生産量を調節できる。

×

コンベンショナルシステムとは、生産から提供までを

連続して行う生産・提供システムを指します。

よって、在庫量に合わせて生産量を調節することは難しいです。

選択肢2. クックサーブシステムでは、生産と異なる日に提供する。

×

クックサーブシステムとは、食材を加熱調理後、速やかに提供する従来の調理方法です。

よって、生産と同日に提供します。

選択肢3. レディフードシステムでは、生産から提供までを連続して行う。

×

レディフードシステムとは、クックチルやクックフリーズ、

真空調理のように、加熱調理済みの食材を提供時に再加熱するシステムです。

よって、生産と提供は連続していません。

選択肢4. セントラルキッチンシステムは、調理機能が複数に分散している。

×

セントラルキッチンシステムとは、調理の集中生産方式です。

中央の調理加工施設(セントラルキッチン)で集中生産された食事を、

適切な温度で保管、運搬し、各施設内の調理施設にて再加熱し提供します。

選択肢5. カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。

カミサリーシステムはセントラルキッチンシステム同様、

調理機能は一箇所に集中しており、各施設内の調理施設に配送・提供します。

参考になった数3

03

正解:「カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。

選択肢1. コンベンショナルシステムでは、在庫量に合わせて生産量を調節できる。

コンベンショナルシステムとは生産から提供までを連続して行う生産・提供システムです。

選択肢2. クックサーブシステムでは、生産と異なる日に提供する。

クックサーブシステムとは調理後すぐに提供するシステムです。

選択肢3. レディフードシステムでは、生産から提供までを連続して行う。

レディフードシステムとは在庫量に合わせて生産量を調整し、生産と異なる日に提供するシステムです。

選択肢4. セントラルキッチンシステムは、調理機能が複数に分散している。

セントラルキッチンシステムとは調理機能が集中し、複数のはなれた施設に配送・提供するシステムです。

選択肢5. カミサリーシステムは、複数の離れた施設に配送・提供する。

カミサリーシステムは複数の離れた施設に配送・提供します。

参考になった数2