管理栄養士の過去問
第26回
社会・環境と健康 問8
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
調べたい事柄と疫学の方法との組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 放射性物質の健康影響 ----------------- ランダム化比較対照試験(RCT)
- 特定保健用食品の効果 ----------------- 地域相関研究
- 新型インフルエンザの罹患率 ----------- 横断研究
- 悪性中皮腫と石綿曝露との関連 --------- 症例対照研究
- 腸管出血性大腸菌食中毒の原因食品 ----- コホート研究
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この過去問の解説 (3件)
01
2.特定保健用食品の効果を調べるためには、エビデンスの最も高い分析方法が必要となるので、ランダム化比較対象試験(RCT)で調査します。
3.罹患率は、一定期間内で新たに疾病を発症した者の割合であるため、縦断研究を使います。
横断研究を使うのは、一時点で疾病をもつ者の割合である有病率を調べるときです。
4.症例対照研究で、悪性中皮腫に罹患した者のうち、石綿に曝露しているかどうかで比較します。
よって、正しい答えとなります。
5.食中毒の原因食品を調べるときには、過去に遡って調査をする必要があるので、症例対照研究を使います。
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02
社会・環境と健康/健康状態・疾病の測定と評価からの出題です。
1:放射性物質の健康影響については、追跡調査(コホート研究)が適切です。
2:特定保健用食品の効果については、ランダム化比較対照試験(RCT)が適切です。
3:新型インフルエンザの罹患率は医師からの届出によって把握されるものですので、記述疫学などによって調べられます。
4:正しい組み合わせです。
5:腸管出血性大腸菌食中毒の原因食品は、症例対照研究で調査されます。
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03
1 放射性物質の健康影響はコホート研究を用います。
2 特定保健用食品の効果はランダム化比較対照試験(RCT)を用います。
3 新型インフルエンザの罹患率は地域相関研究を用います。
5 腸管出血性大腸菌食中毒の原因食品は症例対照研究を用います。
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