管理栄養士の過去問
第26回
公衆栄養学 問170
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問170 (訂正依頼・報告はこちら)
特定健康診査・特定保健指導に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 積極的支援対象者には、1~2か年の支援計画を立てる。
- 医療保険のレセプトは、アウトカム評価に活用できる。
- 実施主体は、都道府県である。
- 対象は、40~65歳の医療被保険者である。
- 情報提供は、特定保健指導対象者のみに行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.病院など医療機関が診療の報酬に基づいて請求する医療費の明細のことをレセプトと呼びますが、そのレセプトを確認することで、かかった医療費が増えたか減ったかが分かります。そのため、レセプトは、アウトカム(結果)評価に活用できるといえます。
よって、正しい答えとなります。
3.実施主体は、医療保険者に義務化されました。
4.40~74歳が対象となります。
5.情報提供は、特定健診受診者全員に実施します。
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02
1.× 積極的支援の対象者は医師、保健師、管理栄養士の面接・指導のもとに目標設定、行動計画を策定します。専門の知識を有する者の3か月以上の支援と6か月以上経過後の評価を行います。
動機づけ支援の対象者は目標設定、行動計画の策定と6か月以上経過後の評価を行います。
2.○ レセプトとは医療報酬明細書で医療費の明細が記載されているものです。アウトカムとは成果の事です。レセプトは成果の評価に活用可能です。
3.× 都道府県ではなく医療保険者です。
4.× 対象者は40歳~75歳未満の医療保険加入者です。
5.× 生活習慣病予防の情報提供は特定健診の対象者全員に対して行います。
よって正解は2です。
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03
2. アウトカム評価とは結果評価のことです。レセプトは医療報酬明細書のことであり、活用することができるため正となります。
3. 実施主体は「医療保険者」であるので誤となります。
4. 対象者は40~70歳の全被保険者であるので誤となります。
5. 情報提供は健診受診者全員であるので誤となります。
よって正解は、2. となります。
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