管理栄養士の過去問
第26回
応用力問題 問200

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問200 (訂正依頼・報告はこちら)

下表は、種々の経腸栄養剤の特徴を示したものである。
保存期慢性腎不全(CKDステージ4)の栄養療法に適切な経腸栄養剤である。正しいのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
  • 経腸栄養剤C
  • 経腸栄養剤B
  • 経腸栄養剤D
  • 経腸栄養剤A
  • 経腸栄養剤E

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この過去問の解説 (3件)

01

保存期慢性腎不全(CKDステージ4)の栄養療法は高エネルギー低たんぱく質です。
NCP/N比が高値である必要があります。フィッシャー比、浸透圧は通常の経腸栄養剤を使用します。経腸栄養剤Eを選択します。

よって正解は5です。

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02

保存期慢性腎不全の栄養療法は、高エネルギー低たんぱく質が基本となります。

◎NCP/N比…非たんぱく質エネルギー/窒素比のことで、数値が大きいと高エネルギー低たんぱく質となる。アミノ酸をたんぱく質へ合成するために十分なエネルギーの投与が必要となります。腎不全の際はNPC/N比を300~500とします。

◎フィッシャー比…分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸のことです。肝機能が低下している時は高いものを選ぶ。

◎浸透圧…消化管に炎症があるクローン病の場合は高いものを選ぶ。

よって正解は、NPC/N比が600、フィッシャー比が4、浸透圧は300の 5.となります。

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03

慢性腎不全に対する栄養療法の場合は、NPC/N比の高い経腸栄養剤を使用します。
よって、問題の表のなかで1番、NPC/N比の高い経腸栄養剤であるEが正しいので、
正しい答えは、5番となります。

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