管理栄養士の過去問
第25回
栄養教育論 問109
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問109 (訂正依頼・報告はこちら)
地域住民に対する生活習慣病予防を目的とした、栄養教育プログラムの計画に関する記述である。誤っているのはどれか。
- プログラムの実施前に、関係者は全員トレーニングを行う。
- フォーカスグループインタビューを行い、プログラム目標を設定する。
- 重要度が高い場合は、実現可能性を考慮しなくてもよい。
- 健康診断の結果から、地域住民の健康上の課題を把握する。
- プログラムの実施前に、評価指標と手段を決定する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1. 教育者や学習者、家族、地域ボランティアに役立つトレーニングを包括している必要があるので正となります。
2. フォーカスグループインタビューとは、グループでインタビューガイドに従って自由に話し合いをさせ、まとめるニーズアセスメントです。これにより潜在的なニーズを把握して、プログラム目標を設定するので正となります。
3. 重要度が高い場合も、実現可能性を考慮しなければ行動変容にはつながりにくいので誤となります。
4. アセスメントやスクリーニングの際には、健康診断の結果から地域住民の健康上の課題を把握するので正となります。
5. プログラムの評価は、プログラムの企画段階からプログラムの実施後にいたるまでの各段階で行います。プログラムの実施前に評価指標と手段を決めておく必要があるので正となります。
よって正解は、3. となります。
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02
2.フォーカスグループインタビューをすることでグループで話し合うことができ、プログラムの目標も自分たちに合った内容に設定することができます。
よって、正しい答えです。
3.たとえ重要度が高い場合であっても、実現可能な栄養教育プログラムでなければ、健康的な食行動の形成や問題となる食行動の変容をもたらすことができないため、実現可能な栄養教育プログラムが必須となります。
よって、誤った答えとなります。
4.健康診断の結果から、地域住民が抱えている課題を把握することができるので正しい答えです。
5.プログラムの実施前に、どのように評価するのか指標と手段を決める必要が栄養教育プログラムにはあるので、正しい答えです。
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03
2.フォーカスグループインタビューとは共通の背景を持つグループを複数つくり、グループごとに自由に話し合いをさせる方法です。
栄養教育プログラムの設定や評価で使われることがあります。
3.誤りです。重要度と実現可能性は両方ともが重要であり考慮します。
4.栄養プログラム作成のアセスメント、スクリーニング時に健康診断の結果から地域住民の健康課題を把握します。
5.評価指標や手段はプログラムの実施前に決まっていることでプログラムが円滑に進みます。
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