管理栄養士の過去問
第29回
基礎栄養学 問79
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問79 (訂正依頼・報告はこちら)
たんぱく質・アミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- たんぱく質の平均半減期は、肝臓よりも骨格筋の方が短い。
- 食後に血糖値が上昇すると、筋肉たんぱく質の分解は促進される。
- エネルギー摂取量が減少すると、たんぱく質の必要量は減少する。
- 分枝アミノ酸のアミノ基は、骨格筋でアラニン合成に利用されない。
- グルタミンは、小腸粘膜のエネルギー源となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
グルタミン酸は小腸粘膜のエネルギー源として使われています。
1.たんぱく質の平均半減期は肝臓で約20日、消化管で約10日、骨格筋で約180日です。よって、肝臓より骨格筋の方が長いです。
2.食後は食事で取り入れたグルコースが十分であるのでこれを使ってエネルギ-に変換されるため筋肉たんぱく質をエネルギーに分解する必要はありません。
3.エネルギー摂取量が減少するとたんぱく質をエネルギー源として使うよう働くため必要量は上昇すると考えられます。
4.分岐アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)は骨格筋で代謝されアラニン合成に利用されています。
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02
基礎栄養学/たんぱく質の栄養からの出題です。
1.たんぱく質の平均半減期は、骨格筋の方が長くなります。
2.食後に血糖値が上昇すると、筋肉たんぱく質の合成が促進されます。
3.エネルギー摂取量の減少では、たんぱく質の必要量が増加します。
4.骨格筋では分岐アミノ酸でアラニン合成が可能です。
5.正しい記載です。吸収されたグルタミンはアラニンに変換され、エネルギー源となります。
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03
1:たんぱく質の平均半減期は、肝臓で約20日、骨格筋で約180日となります。
2:食後に血糖値が上昇すると、筋肉たんぱく質の分解は抑制されます。
3:エネルギー摂取量が減少すると、たんぱく質の必要量は上昇します。
4:分枝アミノ酸のアミノ基は、骨格筋でアラニン合成に利用されます。
5:正答。グルタミンは、小腸粘膜の機能保持や免疫機能、核酸合成に関わる成分です。
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