管理栄養士の過去問
第31回
社会・環境と健康 問4
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問題
第31回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
患者調査に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 医療施設に通院・入院している患者に、調査票を配付して実施される。
- 毎年実施される。
- 外来の受療率を推計できる。
- 総患者数では、糖尿病が最も多い。
- 病院の平均在院日数が最も長い傷病は、精神及び行動の障害である。
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この過去問の解説 (4件)
01
1.患者調査は、全国の医療施設を利用する患者を対象として、患者自身ではなく、医療施設の管理者が記入する方法で実施されます。
2.医療行政の基本資料を得ることを目的とし、3年に1度実施されます。
3.受療率とは、ある特定の日に、どのような疾病患者が何人、病院や診療所で医療を受けたのかを示した値で、患者調査よって算出されます。
4.総患者数のトップ3は
1高血圧性疾患
2歯肉炎及び歯周疾患
3糖尿病
です。
5.病院の平均在院日数が長い傷病のトップ3は
1精神及び行動の障害
2神経系の疾患
3循環器系の疾患
です。
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02
調査対象:医療施設にかかっている患者
目的:医療機関にかかっている患者の傷病状態をあきらかにし、医療行政のための基礎資料を得ること
実施:3年ごとにおこなわれる
調査の内容:患者の「性別・生年月日・住所」といった基本情報に加え、受診の状況など
→その情報から外来の受診率や総患者数、平均在院日数などさまざまなデータを得ます。
1:患者自身ではなく医療機関側が調査の情報を提供しています。
2:毎年ではなく3年に1回実施されます。
正解◎3:調査の内容に、外来か入院かなどの項目もあり、そこから外来の受診率を推計することができます。
4:総患者数では男女ともに「高血圧症」が多いです。
正解◎5:平均在院日数も患者調査で明らかにすることができる指標です。
最も日数が長いのは「精神および行動の障害」なので正解です。
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03
1.全国の医療施設を利用する患者について、医療施設の管理者が調査票に記入することで実施されます。
2.毎年ではなく、3年に1度実施されています。
3.患者調査で得られる指標は
受療率
総患者数 推定患者数
退院患者の平均在院日数
です。
4.総患者数で最も多いのは、「高血圧性疾患」で、次いで多いのが、「歯肉炎及び歯周疾患」、「糖尿病」です。
5.平均在院日数で一番長いのが、「精神及び行動の障害」が296.1日、次いで長いのが「神経系の疾患」が76.2日となっています。
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04
2. 昭和59年から、3年に1回実施するようになりました。
3. 正解です。患者調査では、外来の受療率を推計することができます。
4. 総患者数では、高血圧性疾患が最も多いです。
5. 正解です。平成26年に実施された患者調査の結果、傷病分類別の平均在院日数は長い順に、「精神及び行動の障害」、「神経系の疾患」、「循環器系の疾患」となっています。
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