管理栄養士の過去問
第31回
社会・環境と健康 問13

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問題

第31回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

70歳、男性。一人暮らし。日常生活は自立していて、趣味の俳句で仲間づくりをしたいと考えている。この人に利用を勧める施設として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • 地域包括支援センター
  • ケアハウス
  • 養護老人ホーム
  • 老人福祉センター

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.×
地域包括支援センターは、介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関で、在宅介護生活を送る要介護者やその家族にとって相談窓口になる機関です。

2.×
ケアハウスとは、軽費老人ホームともいい、身寄りがない、または、家庭環境や経済状況などの理由により、家族との同居が困難な方を自治体の助成を受ける形で、比較的低額な料金で入居できる福祉施設のことです。

3.×
養護老人ホームは、基本的には病気がなく介護を必要としない自立した65歳以上の高齢者の方で生活保護を受けている、又は低所得などの原因によって自宅で生活できないなどの経済的な理由を持つ方が入所対象になる施設です。

4.〇
老人福祉センターは、無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とした施設です。

参考になった数35

02

1. 地域包括支援センターとは、保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関です。保健師、主任ケアマネージャー、社会福祉士が配置されています。

2. ケアハウスとは、低料金で日常生活のサポートを受けることができる施設です。近親者からのサポートを受けることが難しいなど、条件を満たした60歳以上の単身者または夫婦どちらか一方が60歳以上である場合、入居することが可能です。

3. 養護老人ホームとは、主に経済的な理由で居宅において養護を受けることが困難な65歳以上の自立者を入所させ、養護することを目的とした施設です。

4. 正解です。老人福祉センターとは、高齢者の各種相談に応じる他、各種教養講座を実施すると共に、趣味、活動、レクリエーションの機会の提供などを行っている施設です。

参考になった数3

03

正解:4

1 . 地域包括支援センター は、家族や地域住民の悩みや相談を解決するため、中心になって適切な機関と連携して解決してくれる施設です。

2 . ケアハウス とは、経済状況や家庭の事情で、家族との同居が難しい高齢者が、自治体の助成を受け比較的安い費用で利用可能な施設です。

3 . 養護老人ホームとは、身体・精神的理由等で自宅での生活が難しい高齢者が利用可能な施設です。

4 . 老人福祉センターは、無料または低価格で地域の高齢者に対して相談に応じる施設です。
健康増進、教養の向上、娯楽、趣味等の交流の場を提供します。
したがって、趣味の俳句で仲間づくりをしたいと考えている男性に勧める施設は老人福祉センターが適切です。

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