管理栄養士の過去問
第31回
栄養教育論 問108

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問題

第31回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問108 (訂正依頼・報告はこちら)

職場のメタボリックシンドローム改善教室において、活発なグループダイナミクスが期待できる取組である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • 各自が食事記録を持参し、自分の課題を考える。
  • 体重減少が大きかった人に、減量の工夫を報告してもらう。
  • 低エネルギーの料理の作り方を、調理実習で学ぶ。
  • 小グループを作り、グループ間で体重減少量を競い合う。

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この過去問の解説 (3件)

01

グループダイナミクスとは、集団で行動する時に、個人が集団に影響を受けたり、集団が個人に影響を与えたりする特性をさします。

1. 個人が自分の課題だけを考えており、集団と関わっていないため、グループダイナミクスは期待できません。

2. 1人の報告を聞いているだけなので、グループダイナミクスは期待できません。

3. 全員が、調理実習という1つのことを学んでいるだけなので、グループダイナミクスは期待できません。

4. 正解です。グループ間で競い合うことによって、意見を出し合ったり、他者との関わりが増えてきたりするので、グループダイナミクスが期待できます。

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02

グループダイナミクスとはグループのメンバーの相互作用によりグループメンバー個々の行動が変化する集団力学です。

1. 個人で行っており、グループダイナミクスは期待できません。

2. グループダイナミクスが期待できる最適な選択肢とは言えません。

3. 調理実習はグループメンバーの相互作用が起こるとは言えません。

4. グループで競い合うことでメンバー同士の相互作用が起こり、個々の行動の変化が期待できます。

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03

グループダイナミクスとは、集団において、人の行動や思考は、集団から影響を受けたり、逆に集団に対して影響を与えたりする、集団力学を表した特性のことです。

①食事記録は、各自で行った活動であるため、グループダイナミクスとはいえません。

②一人の報告を聞いているだけなので、グループダイナミクスとはいえません。

③集団で一つのことに取り組むことは、グループダイナミクスではありません。

④グループ内で、各々が自分の意見を言うことで、その他の人々との相互影響が図れるため、グループダイナミクスといえます。

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