管理栄養士の過去問
第31回
給食経営管理論 問172
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問題
第31回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問172 (訂正依頼・報告はこちら)
クックサーブシステムの作業工程表の作成において、具体的な作業工程を組立てる上で起点とする事項である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 提供する料理の種類
- 使用機器の種類
- 調理作業の担当者
- 食事提供の開始時刻
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この過去問の解説 (3件)
01
厨房と食堂が同一施設にあり、生産から提供までが連続で行われます。
喫食者の食事時間に合わせてその都度調理します。
以上をふまえて解説します。
1.×
提供する料理の種類は作業工程表作成に必要ですが、クックサーブシステムの作業工程表の作成において起点にはなりません。
2.×
使用機器の種類は作業工程表作成に必要ですが、クックサーブシステムの作業工程表の作成において起点にはなりません。
3.×
調理作業の担当者は作業工程表作成に必要ですが、クックサーブシステムの作業工程表の作成において起点にはなりません。
4.○
クックサーブシステムは、喫食者の食事時間に合わせて調理するシステムなので、作業工程表の作成において、食事提供の開始時間は起点となります。
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02
1~3.× 上記でも述べたとおり、クックサーブは予定食数と配膳時間をもとに調理を行うので当てはまりません。
4.〇 食材の加熱後2時間以内で提供しなければならないため、提供時刻を考慮した作業工程表を作成する必要があります。
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03
この「2時間以内の提供」のために、まずは食事提供開始の時間を起点に考えて作業工程を組み立てていく必要があります。
1~3:クックサーブシステムの特徴を理解していれば、料理の種類や機器の種類、担当者よりもまずは食事提供の開始時刻を起点としなければならないことがわかります。
正解4:起点となるのはこの提供開始時刻が最も適切です。
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