管理栄養士の過去問
第32回
栄養教育論 問110

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問題

第32回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問110 (訂正依頼・報告はこちら)

多忙で管理栄養士との面接の時間が取れないと話す、男性に対する減量のための支援である。食事内容のモニタリングとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • 定期的に、1日分の食事記録をファクシミリで送ってもらう。
  • 定期的に、1日の食事内容を電話で聞き取る。
  • 定期的に、1日分の食事の写真をスマートフォンで送ってもらう。
  • 定期的に、ホームページ上の半定量食物摂取頻度調査に入力してもらう。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1.(誤)ファクシミリで送るということは、記録する手間が発生してしまうため、多忙な方には無理があります。

2.(誤)クライアントと直接電話することはコミュニケーションを構築する上で大切ですが、お互い電話のできる時間帯の都合を合わせる必要がでてきます。

3.(正)写真を撮って、記録することもなく、時間も気にせず、スマートフォンで手軽に送ることができるため、多忙な方には一番良い支援といえます。

4.(誤)半定量食物摂取頻度調査とは、食物の摂取頻度ならびに摂取量の両方について質問するものです。
多忙な方には、摂取頻度のみを問う定性的食物摂取頻度調査の方が適しています。

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02


正解は「3」
多忙で管理栄養士との面接の時間が取れないと対象者が訴えているので、”対象者の作業負担が少ない簡単かつ正確な方法”を取ることが必要になります。

紙への記入や、記憶力に依存するような方法は負担が大きいため適切ではありません。

その点、写真を送ってもらうことは、短時間で行うことが可能で、内容も正確と言えます。
よって(3)の1日分の食事の写真をスマートフォンで送ってもらう方法が最も適切です。

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03

正解:「3」

1:ファクシミリで1日分の食事記録を送っていただくことは時間がかかるため適しません。

2:1日分の食事について電話で聞き取りすることは時間もかかり、内容も正確に把握することが難しいため最も適切とはいえません。

3:正解です。
写真で取り、送付することは時間もかからず、内容も正確に把握することができるため適しているといえます。

4:半定量食物摂取頻度調査は、食物の摂取頻度と摂取量の両方について質問するものであり、時間がかかるため適しません。

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