管理栄養士の過去問
第33回
食べ物と健康 問54

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問54 (訂正依頼・報告はこちら)

食品の変質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 油脂の酸敗は、窒素ガスの充填によって抑制される。
  • アンモニアは、魚肉から発生する揮発性塩基窒素の成分である。
  • 硫化水素は、食肉の含硫アミノ酸が微生物によって分解されて発生する。
  • ヒスタミンは、ヒスチジンが脱アミノ化されることで生成する。
  • K値は、ATP関連化合物が酵素的に代謝されると上昇する。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は≪4≫です。

1. 油脂の酸敗は、窒素ガスの充填によって抑制されます。

2.魚肉から発生する揮発性塩基窒素にはアンモニア、トリメチルアミンなどがあります。

3.硫化水素は、食肉の含硫アミノ酸が微生物によって分解されて発生します。

4.ヒスタミンは、ヒスチジンが脱炭酸化されることで生成します。

5.K値は、ATP関連化合物が酵素的に代謝されると上昇します。

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02

正答は(4)

1.(正)
油脂の酸敗は、窒素ガスの充填によって抑制されます。

2.(正)
アンモニアは、魚肉から発生する揮発性塩基窒素の成分です。

3.(正)
硫化水素は、食肉の含硫アミノ酸が微生物によって分解されて発生します。

4.(誤)
ヒスタミンは、ヒスチジンがヒスチジン脱炭酸酵素の作用を受けて生成されます。

5.(正)
K値は、ATP関連化合物が酵素的に代謝されると上昇します。

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