管理栄養士 過去問
第33回
問78 (基礎栄養学 問78)

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問題

管理栄養士国家試験 第33回 問78(基礎栄養学 問78) (訂正依頼・報告はこちら)

コレステロール代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • コレステロールは、エネルギー源として利用される。
  • コレステロールは、甲状腺ホルモンの原料となる。
  • コレステロールの合成は、食事性コレステロールの影響を受けない。
  • 胆汁酸は、腸内細菌により代謝される。
  • 胆汁酸は、大部分が空腸で再吸収される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は≪4≫です。

1 . コレステロールは、エネルギー源として利用されません。

2 . コレステロールは、ステロイドホルモンの原料となります。

3 . コレステロールの合成は、食事性コレステロールの影響を受けます。

4 . 胆汁酸は、腸内細菌により代謝されます。

5 . 胆汁酸は、大部分が回腸で再吸収されます。

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02

正解は 4 です。

1…コレステロールは、エネルギー源として利用されません。

2…コレステロールはステロイドホルモンの前駆体であり、甲状腺ホルモンの原料とはなりません。

3…コレステロールは、肝臓でアセチルCoAから合成され、いくつかの酵素がかかわります。中でも、HMG-CoAレダクターゼは胆汁酸やコレステロールからフィードバック阻害を受けるため、食事中のコレステロールの量が多い場合にはコレステロールの合成は抑制されます。

4…胆汁酸は腸内細菌によって大腸で二次胆汁酸へと代謝されます。

5…胆汁酸は大部分が回腸末端で再吸収されます。

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03

正解は【4】です。

1.コレステロールは、エネルギー源として利用できません。コレステロールの主な働きは、ステロイドホルモンや生体膜の構成、胆汁酸を生成する際の材料になることです。

2.コレステロールは、ステロイドホルモンの材料となります。

3.コレステロールの合成は、食事性コレステロールの影響を受けます。

4.胆汁酸は、腸内細菌により代謝されます。

5.胆汁酸は、大部分が回腸で再吸収されます。

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