管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問11

正解は 2 です

１：誤
梅毒は5類感染症です。診断後7日以内に届け出る必要があります。

２：正
E型肝炎は4類感染症です。診断後直ちに届け出る必要があります。

３：誤
クリプトスポリジウム症は5類感染症です。
診断後7日以内に届け出る必要があります。

４：誤
後天性免疫不全症候群は5類感染症です。
診断後7日以内に届け出る必要があります。

５：誤
クロイツフェルト・ヤコブ病は5類感染症です。
診断後7日以内に届け出る必要があります。


感染症法に基づいて対象の感染症を診断した際に届け出ることにより、
感染症の発生と流行を探知し、まん延を防ぐ対策等に役立てられます。
全ての医師が届け出を行う全数把握の感染症は以下のようになっています。

・1類感染症(直ちに届け出る)
例)エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト
・2類感染症(直ちに届け出る)
例)急性灰白髄炎、結核、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群
・3類感染症(直ちに届け出る)
例)コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌、腸チフス、パラチフス
・4類感染症(直ちに届け出る)
例)E型肝炎、ウエストナイル熱、A型肝炎、エキノコックス症、黄熱
・5類感染症(7日以内に届け出る。風疹及び麻疹は直ちに届け出る。)
例)クロイツフェルト・ヤコブ病、梅毒、百日咳、風疹、麻疹

正答は（２）

直ちに保健所長を通じて都道府県知事へ届け出る疾患は、1～4類感染症、5類感染症の一部（侵襲性髄膜炎菌感染症、風しん及び麻しん）及び指定感染症に分類されるものが挙げられます。
5類感染症に分類される、侵襲性髄膜炎菌感染症、風しん及び麻しん以外の疾患は7日以内に届け出る必要があります。

１．（誤）
梅毒は、5類感染症である為、診断後7日以内に届け出る必要があります。

２．（正）
E型肝炎は、4類感染症である為、診断後直ちに届け出る必要があります。

３．（誤）
クリプトスポリジウム症は、5類感染症である為、診断後7日以内に届け出る必要があります。

４．（誤）
後天性免疫不全症候群は、5類感染症である為、診断後7日以内に届け出る必要があります。

５．（誤）
クロイツフェルト・ヤコブ病は、5類感染症である為、診断後7日以内に届け出る必要があります。

１：×
梅毒は、5類感染症です。医師の診断後7日以内に届け出が必要です。

２：〇
E型肝炎は、4類感染症の全数把握疾患の一つです。そのため、医師の診断後、直ちに保健所長を通じて都道府県知事へ届け出る必要があります。

３：×
クリプトスポリジウム症は、5類感染症です。医師の診断後7日以内に届け出が必要です。

４：×
後天性免疫不全症候群は、5類感染症です。医師の診断後7日以内に届け出が必要です。

５：×
クロイツフェルト・ヤコブ病は、5類感染症です。医師の診断後7日以内に届け出が必要です。