管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問161

正答は（１）

１．（正）
調理作業中に、職場の厨房機器の操作方法について指導を受けることは、調理従事者のOJT（on the job training）として適当であると言えます。

２．（誤）
保健所で開催される、食中毒予防の研修会に参加することは、職場を離れての訓練にあたると思われ、Off-JT（Off the Job Training）であると言えます。

３．（誤）
自らの意志で、厨房設備に関する通信教育を受講することは、自己啓発であると言えます。

４．（誤）
休日を利用し、厨房機器展示会に参加することは、自己啓発であると言えます。

５．（誤）
参加費を自己負担し、料理講習会に参加することは、自己啓発であると言えます。

正解は 1 です

１：正
調理作業中に、職場の厨房機器の操作方法について指導を受けるのはOJTです。
OJT(on-the-Job training)は職場でのマンツーマン指導で、
実践的な指導が行われます。
Off-JT(off-the-Job training)は職場以外で行わる研修で、
多くの人数を効率的に教育することが出来ます。

２：誤
保健所で開催される、食中毒予防の研修会に参加するのはOff-JTです。

３：誤
自らの意志で、厨房設備に関する通信教育を受講するのは自己啓発です。

４：誤
休日を利用し、厨房機器展示会に参加するのは自己啓発です。

５：誤
参加費を自己負担し、料理講習会に参加するのは自己啓発です。

1.OJTとは職場内での訓練のことです。
よって調理作業中に、職場の厨房機器の操作方法について指導を受けるのはOJTにあたります。
正しい答えです。

2.1番とは反対に、職場以外で受ける訓練のことを、Off-JTといいます。
保健所で開催される研修会に参加するものは、職場以外で受ける訓練なので、Off-JTにあたります。

3番、4番および5番にあるような、
自らの意志によるものだったり、勤務時間外の休日を利用したり、費用を自己負担したりして受ける訓練はすべて自己啓発にあたります。