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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問191

問題

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K市の健康増進課に勤務する管理栄養士である。
 市の教育委員会より、近年、新入学の児童における肥満傾向児の割合が増加していると情報提供があった。そこで、肥満に関連する要因を検討し、対策を講じたいと考えた。

K市における直近10年間の出生時の体格を確認したところ、変化していなかった。このことを踏まえ、幼児の肥満に関連する要因を検討する目的で、質問紙調査を実施する。調査対象として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
無作為抽出した20~30歳代の成人
   2 .
3歳児健康診査を受診する児の保護者
   3 .
妊産婦教室の参加者
   4 .
市が開催する「子育てフェスタ」の参加者
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問191 )
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この過去問の解説 (3件)

7

正答は(2)

1.(誤)

「幼児の肥満に関連する要因を検討する目的で、質問紙調査を実施する。」との事から、調査対象が、適切ではないと考えられます。

2.(正)

3歳児健康診査は乳幼児の健康や発育・発達の横断的に行われる定期的な健康診断です。

「幼児の肥満に関連する要因を検討する目的で、質問紙調査を実施する。」との事に加えて、3歳児では調査内容について、正確に回答する事は難しいと思われる為、調査対象を「3歳児健康診査を受診する児の保護者」とする事は最も適切であると考えられます。

3.(誤)

「幼児の肥満に関連する要因を検討する目的で、質問紙調査を実施する。」との事から、調査対象が、適切ではないと考えられます。

4.(誤)

子育てフェスタの参加は任意である為、バイアスがかかる可能性が高いと思われます。

この調査によって、幼児の肥満に関連する要因を検討する為の参考となるデータは得られると思われますが、設問中においては「最も」適切ではないと思われます。

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1
正解は 2 です

1:誤
20~30歳代では調査対象が不適切です。

2:正
3歳児健診は1歳6か月健診とともに
厚生労働省によって定められた法定健診となっています。
したがって、3歳児健康診査時に保護者を調査対象とするのが適切です。

3:誤
妊産婦教室の参加者では調査対象が不適切です。

4:誤
調査対象が参加した一部の市民のみとなるため、不適切です。

1
初めの問題文のなかで、「新入学の児童における肥満傾向児の割合が増加しているとの情報提供があった」ということから、これがK市の課題であると考えられます。

この肥満の原因を考えるには、就学前における子どもの生活状況を知ることが必要となります。

よって、調査対象は、
2番の3歳児健康診査を受診する児童の保護者が正しい答えです。

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