管理栄養士の過去問
第35回
午前の部 問17
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問題
第35回 管理栄養士国家試験 午前の部 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
ヒトの細胞の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 細胞膜には、コレステロールが含まれる。
- 核では、遺伝情報の翻訳が行われる。
- プロテアソームでは、たんぱく質の合成が行われる。
- リボソームでは、グリコーゲンの合成が行われる。
- ゴルジ体では、酸化的リン酸化が行われる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(正)
細胞膜には、コレステロールが含まれます。
細胞内のコレステロールの多くが細胞膜に含まれていると言われています。
2.(誤)
核では、遺伝情報の転写が行われています。
3.(誤)
プロテアソームでは、たんぱく質の分解が行われています。
4.(誤)
リボソームでは、たんぱく質の合成が行われています。
5.(誤)
ゴルジ体では、たんぱく質の修飾が行われています。
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02
1.正しい答えです。
細胞膜は、コレステロールのほか、リン脂質やたんぱく質などから構成されています。
2.間違いです。
核では、遺伝情報の転写が行われています。
3.間違いです。
プロテアソームで行われているのは、たんぱく質の分解です。
4.間違いです。
リボソームで行われるのは、たんぱく質の合成です。
ちなみにグリコーゲンの合成は、細胞質ゾルで行われます。
5.間違いです。
ゴルジ体で行われるのは、たんぱく質の修飾です。
ちなみに、酸化的リン酸化は、ミトコンドリアで行われます。
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03
1. 正
細胞膜は、主にたんぱく質と脂質からできています。
脂質の主成分はリン脂質で、そのほかに、コレステロールや糖脂質も含まれます。
2. 誤
核では、遺伝情報の転写(DNA→RNA)が行われます。
また、遺伝子(DNA)の複製も行われています。
3. 誤
プロテアソームでは、たんぱく質の分解が行われます。
4. 誤
リボソームでは、mRNAの遺伝情報を読み取りたんぱく質へ変換します。
5. 誤
ゴルジ体では、たんぱく質に多糖類や脂質を加えて、糖タンパク質やリポタンパクの合成などを行い、目的のたんぱく質の形にして分泌します。
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