管理栄養士の過去問
第35回
午後の部 問142

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問題

第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問142 (訂正依頼・報告はこちら)

栄養士法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 管理栄養士の免許は、都道府県知事が管理栄養士名簿に登録することにより行う。
  • 管理栄養士は、傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行う。
  • 管理栄養士には、就業の届出が義務づけられている。
  • 行政栄養士の定義が示されている。
  • 医療施設における栄養士の配置基準が規定されている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は(2)

1.(誤)

管理栄養士の免許は、厚生労働大臣が管理栄養士名簿に登録することにより行います。

2.(正)

管理栄養士は、傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行います。

3.(誤)

管理栄養士には、就業の届出義務はありません。

4.(誤)

栄養士法には、行政栄養士の定義は示されていません。

5.(誤)

医療施設における栄養士の配置基準は医療法施行規則に規定されています。

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02

正解は【2】です。

×(1)管理栄養士の免許は、厚生労働大臣が管理栄養士名簿に登録することにより行います。

×(3)栄養士法では、管理栄養士の就業の届出についての規定はありません。

×(4)行政栄養士についての定義は示されていません。

×(5)医療施設における栄養士の配置基準は、医療法施行規則によって規定されています。

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03

この問題も、頻出問題でありかつ、都道府県知事が行うのか、または厚生労働大臣が行うのかなどややこしい箇所もあるため、覚えておく必要があります。

選択肢1. 管理栄養士の免許は、都道府県知事が管理栄養士名簿に登録することにより行う。

間違いです。

管理栄養士免許においては、厚生労働大臣が管理栄養士名簿に登録するよう定められています。

選択肢2. 管理栄養士は、傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行う。

正しい答えです。

管理栄養士は、傷病者に対する療養のために必要な栄養の指導を行うこと、また個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導を行うこと、並びに特定多数人に対して継続的に食事を供給する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理及びこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等を行うことなどと定められています。

選択肢3. 管理栄養士には、就業の届出が義務づけられている。

間違いです。

管理栄養士において、就業の届け出は義務付けられていません。

選択肢4. 行政栄養士の定義が示されている。

間違いです。

管理栄養士において、行政栄養士の定義は示されていません。

選択肢5. 医療施設における栄養士の配置基準が規定されている。

間違いです。

栄養士法には医療施設における栄養士の配置基準は規定されていません。

医療法に規定されています。

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