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管理栄養士の過去問 第35回 午後の部 問171

問題

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K総合病院に勤務する管理栄養士である。患者は、18歳、男性、大学生。身長172cm、体重63kg、BMI21.3kg/m2。1か月前から腹痛、下痢があり、近医では胃腸炎の疑いとして投薬されていたが、症状は軽快しなかった。1週間前あたりから、腹痛が増強、38℃程度の発熱があり、朝から数回の嘔吐、少量の下血もあったため、当院の救急外来を受診、イレウス状態であり入院した。
入院当日の栄養投与法である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
経口からの流動食
   2 .
経鼻チューブからの経腸栄養剤
   3 .
末梢静脈からの維持輸液
   4 .
中心静脈からの高カロリー輸液
( 第35回 管理栄養士国家試験 午後の部 問171 )
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この過去問の解説 (3件)

7

正答は3です。

イレウスは、腸の内容物の肛門側への通過に障害をきたした状態を指します。

この状態では食事はもちろん、栄養剤も腸を通過することができないため、絶食対応が必須となります。

1.(誤)

経口摂取は禁忌です。

2.(誤)

栄養剤でも腸を通過することができないため、経腸栄養は禁忌です。

3.(正)

正しいです。

4.(誤)

中心静脈栄養は、経静脈栄養法の中でも投与期間が2週間以上の長期に及ぶ場合に用います。イレウスの治療では、1〜2週間かけて、絶食から通常の食事を摂取できるよう移行していくので、末梢静脈栄養を用いることが一般的です。

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5
正答は(3)

イレウス:腸内容物の通過が障害された状態のことを指します。イレウスがあるときに経腸栄養剤を用いると,腸が閉鎖されているので、栄養剤は腸を通過することができません。そのため、イレウスの場合には経腸栄養の使用は禁忌となります。

1.(誤)
入院当日は絶食とするため、経口摂取は禁忌です。

2.(誤)
経腸栄養は禁忌です。

3.(正)
正しいです。

4.(誤)
中心静脈栄養は、経静脈栄養法の中でも期間が2週間以上に及ぶ場合に用います。入院当日の栄養投与法は「末梢静脈栄養」を用いることが優先されます。

1

正解は【3】です

イレウス状態なので、治療としては「絶食」や「輸液」となります。

1.×

経口からは不適切です。

2.×

経腸栄養剤の使用も不適切です。

3.

経口、経腸は不適切なので、末梢静脈からの維持輸液は最も適切です。

4.×

高カロリー輸液は、負担になってしまうので不適切です。

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