管理栄養士の過去問
第37回
午前の部 問75
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問題
第37回 管理栄養士国家試験 午前の部 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
胆汁酸の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 胆汁酸は、コレステロールから合成される。
- 胆汁酸は、胆嚢で合成される。
- 腸管内に分泌された胆汁酸は、主に十二指腸で再吸収される。
- 腸内細菌の作用を受けて生成された胆汁酸を、一次胆汁酸という。
- コール酸は、二次胆汁酸に分類される。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題では胆汁酸の生成と腸肝循環について理解しておく必要があります。
正しいです。
胆汁酸は肝臓においてコレステロールから生成されます。
胆汁酸は、肝臓で合成されます。
胆嚢では貯蔵、濃縮の役割を果たします。
腸管内に分泌された胆汁酸は、主に回腸で再吸収されます。
胆汁中に排泄された後、回腸で再吸収され、再び肝臓へ取り込まれます。このことを腸肝循環といいます。
再吸収されなかった胆汁酸は糞便中へ排出されます。
腸内細菌の作用を受けて生成された胆汁酸を、二次胆汁酸といいます。
一次胆汁酸とは肝臓で合成される胆汁酸です。
一次胆汁酸が腸内細菌の働きにより変化したものを二次胆汁酸といいます。
コール酸は、一次胆汁酸に分類されます。
一次胆汁酸は肝臓で合成される胆汁酸であり、コール酸、ケノデオキシコール酸などが分類されます。
二次胆汁酸は一時胆汁酸が腸内細菌の働きにより変化したもので、デオキシコール酸、リトコール酸が分類されます。
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02
胆汁酸の代謝に関する問題です。
正しいです。
肝臓で、コレステロールから合成されます。
胆汁酸は肝臓で合成されます。
胆嚢の役割は、胆汁の蓄積・濃縮です。
胆汁酸は主に小腸で再吸収され、肝臓へ戻ります(腸肝循環)。
肝臓で合成された胆汁酸を一次胆汁酸、
腸内細菌の作用を受けて生成された胆汁酸を二次胆汁酸
といいます。
コール酸は一次胆汁酸に分類されます。
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03
胆汁酸は食事中の脂質や脂溶性ビタミンの吸収としての役割や肝臓や胃腸管の細胞内のさまざまな細胞シグナル伝達経路を活性化させます。
正しいです。
胆汁酸は肝臓で合成されます。
胆汁酸は、肝臓で合成されます。
腸管内に分泌された胆汁酸は、主に小腸で再吸収されます。
食事をすると、胆汁酸は十二指腸に分泌されます。
腸内細菌の作用を受けて生成された胆汁酸を、二次胆汁酸といいます。
ステロイドホルモンとしての役割を担います。
コール酸は、一次胆汁酸に分類されます。
デオキシコール酸は、二次胆汁酸に分類されます。
胆汁酸の代謝について理解しておきましょう。
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