管理栄養士の過去問
第37回
午後の部 問90
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問題
第37回 管理栄養士国家試験 午後の部 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
K小学校に勤務する栄養教諭である。単独校方式で180食の給食を提供している。調理従事者は、栄養教諭を除いた3名とパートタイマー1名である。パートタイマーをもう1名募集しているが、適任者が見つからない。図は小学校の厨房の図面である。
焼き物機が老朽化したため、栄養教諭は調理作業の効率化を考慮し、機器購入を予定している。Aの場所に設置する機器である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
焼き物機が老朽化したため、栄養教諭は調理作業の効率化を考慮し、機器購入を予定している。Aの場所に設置する機器である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 焼き物機
- スチームコンベクションオーブン
- ジェットオーブン
- コンベクションオーブン
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題では、それぞれの機器の特徴を理解しておく必要があります。
効率化を考慮しているため、より機能性の高い機器の購入が求められます。
不適切です。
焼き物機は焼き物のみを行うことができる機械です。
現在の焼き物機が老朽化しているとのことで、同じ機器を購入することは効率化を考えると不適切です。
適切です。
スチームコンベクションオーブンとはコンベクションオーブンにスチーム機能を加えたオーブンであり、「空気加熱」「スチーム(蒸気)加熱」「空気加熱+蒸気加熱の複合加熱」の3つの機能をもっています。
調理する対象によって自由に組み合わせることができます。
不適切です。
ジェットオーブンは加熱された空気に圧力を加えて噴射し、食材を加熱する機器です。
効率化を考えると、不適切です。
不適切です。
コンベクションオーブンとは、庫内のファンによって熱気を強制的に棚の間を通して循環させる強制対流式の多段型オーブンです。
庫内空気の温度と調理時間の管理が容易にできます。
しかし、コンベクションオーブンとスチームコンベクションオーブンと比較すると、スチーム加熱が行えるスチームコンベクションオーブンの方が、効率化を考えた場合には適切です。
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02
厨房の作業効率を考える問題です。
調理機器の特性を考えながら選択肢を検討していきましょう。
不適です。
同じものを導入しても作業効率は向上しません。
適切です。
スチームコンベクションオーブンはオーブン機能にスチーム機能も加わった調理機器です。
両方のモードを組み合わせた使用もできるため、様々な調理に対応することができます。
この機器を設置することで温度・湿度・時間を調節できるため、業務効率を上げることができます。
不適です。
ジェットオーブンは高速調理に特化したコンベア式の焼き物記です。
加熱・加圧された空気を噴射し直接食材を加熱します。
この調理機器は機能は焼き物機と同じであり、作業効率を上げることはできません。
コンベクションオーブンとは熱風を対流させて加熱する調理機器です。
温度・時間を設定することで調理が可能になり、作業の効率化が図れます。
しかし選択肢にはスチームコンベクションオーブンもあります。
スチームコンベクションオーブンはコンベクションオーブンにさらにスチーム機能を追加したものです。
作業効率の面から検討するとスチームコンベクションオーブンの方がより作業効率を上げることができると考えられます。
各調理機器の特性を理解しておきましょう。
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03
今使っている焼き物機よりも調理作業効率の一番いいものを選びます。
不適です。
同じものでは調理作業を効率化できません。
適切です。
スチームコンベクションオーブンは、オーブンにスチーム発生装置を取り付けて、熱と蒸気をコントロールして調理を行う多機能な機器です。
1台で「焼く」「炒める」「揚げる」「茹でる」「煮る」「蒸す」「炊く」などの料理が可能で庫内全体の温度や湿度、時間を正確にコントロールできるため調理作業を効率化できます。
不適です。
ジェットオーブンの機能は、焼き物機と同じなため調理作業の効率化につながりません。
最も適切とは言えません。
コンベクションオーブンは焼物機よりも作業効率が上がりますが、他の選択肢のスチームコンベクションオーブンの方がより調理作業の効率化につながります。
それぞれの調理機器の特徴を確認しておきましょう。
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