管理栄養士の過去問
第38回
午前の部 問48

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問題

第38回 管理栄養士国家試験 午前の部 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

牛乳に含まれる主な炭水化物の構造式として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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この過去問の解説 (3件)

01

牛乳の主な炭水化物はラクトース(乳糖)です。

ラクトースはグルコースとガラクトースがβー1.4結合した二糖類です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

不正解です。

 

アスパルテームの構造式です。

アスパルテームはショ糖の300倍の甘さがある人工甘味料です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

不正解です。

 

βーグルコースの構造式です。

選択肢3. 解答選択肢の画像

正解です。

 

牛乳に含まれる主な炭水化物のラクトース(乳糖)の構造式です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

不正解です。

 

ラフィノースの構造式です。

フルクトース、グルコース、ガラクトースが結合した三糖類です。

大豆、サトウキビなどに存在します。

選択肢5. 解答選択肢の画像

不正解です。

 

グリチルリチン(甘草)の構造式です。

甘草抽出物の甘味成分です。

 

参考になった数4

02

炭水化物のそれぞれの構造式を覚えておきましょう。

 

牛乳に含まれる炭水化物の主体は乳糖(ラクトース)です。

ラクトースはガラクトースとグルコースがβ-1,4結合した二糖類です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

(×) アスパルテームです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

(×) グルコースです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

(〇) ラクトースです。 

選択肢4. 解答選択肢の画像

(×) ラフィノースです。

選択肢5. 解答選択肢の画像

(×) グリチルリチンです。

参考になった数2

03

牛乳に含まれる炭水化物はラクトース(乳糖)がほとんどを占めます。

選択肢1. 解答選択肢の画像

不適です。

 

アスパルテームの構造です。

 

人工甘味料のアスパルテームはL-フェニルアラニンとアスパラギン酸のジペプチドです。

甘味度は約200です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

不適です。

 

グルコースの構造です。

選択肢3. 解答選択肢の画像

適切な構造です。

 

グルコースとガラクトースが結合したラクトース(乳糖)の構造です。

牛乳や人乳に含まれる主な炭水化物です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

不適です。

 

ラフィノースの構造です。

 

ラフィノースは、グルコース、フルクトース、ガラクトースが結合した三糖類です。

てん菜や大豆などに含まれます。

選択肢5. 解答選択肢の画像

不適です。

 

グリチルリチンの構造です。

 

天然甘味料のグリチルリチンは、カンゾウの根に含まれる成分で醤油や味噌に利用されます。

甘味度は約150です。

まとめ

構造式を丸ごと暗記するというよりも、その成分の特徴を理解して正解を導き出すことが重要です。

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