管理栄養士の過去問
第38回
午前の部 問86
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問題
第38回 管理栄養士国家試験 午前の部 問86 (訂正依頼・報告はこちら)
日本人の食事摂取基準(2020年版)における高齢者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 目標とするBMIの範囲の下限値は、64歳以下の成人より高く設定されている。
- たんぱく質のDG下限値は、64歳以下の成人と同じ値に設定されている。
- ビタミンDのAIは、64歳以下の成人と同じ値に設定されている。
- 極端なナトリウム制限(減塩)は、多くの栄養素摂取量の低下を招く。
- 筋たんぱく質の合成において、同化抵抗性が存在すると報告されている。
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この過去問の解説 (1件)
01
「たんぱく質のDG下限値は、64歳以下の成人と同じ値に設定されている。」が誤りです。
日本人の食事摂取基準 2020年版では、高齢者の低栄養予防やフレイル予防のために、50歳以上が目標とするタンパク質摂取の下限値を他の年齢区分よりも引き上げています。
またたんぱく質のDG(目標量)は、18~49歳では13~20%エネルギー、50~64歳では14~20%エネルギー、65歳以上では15~20%エネルギーとなっており、たんぱく質のDG下限値は、18~49歳、50~64歳、65歳以上と3区分に分かれています。
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