管理栄養士 過去問
第38回
問106 (午後の部 問9)
問題文
K市では、ソーシャルマーケティングの考え方を活用して、食品ロスを減らすための普及啓発活動を行うことにした。ターゲット集団を、市内在住の子育て世代に定めた場合のチャネルとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第38回 問106(午後の部 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
K市では、ソーシャルマーケティングの考え方を活用して、食品ロスを減らすための普及啓発活動を行うことにした。ターゲット集団を、市内在住の子育て世代に定めた場合のチャネルとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- テレビコマーシャル
- 地域のスーパーマーケットの電子版チラシ
- 市の公式アカウントから発信するSNS
- 市の広報(紙媒体)
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この過去問の解説 (3件)
01
ソーシャルマーケティングは社会貢献活動を通して、社会全体の利益や利便性を向上させるための手法です。
ターゲット集団は市内在住の子育て世代ということを押さえて考えていきましょう。
不正解です。
テレビコマーシャルでは特別市内在住の子育て世代に刺さるわけではないので、最も適しているとはいえません。
正解です。
子育て世代が行くであろう、地域のスーパーマーケットでの活動は適していると考えられます。
不正解です。
市の公式アカウントのSNSを見るとは限りません。
スーパーに出向く方が確率が高いので最も適しているとはいえません。
不正解です。
インターネットが普及している今、子育て世代には市の広報(紙媒体)は身近に感じるものではなくなりつつあると考えられます。そのため、最も適しているとはいえません。
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02
ソーシャルマーケティングとは、
「個人及び社会福祉の向上を目的として、標的採用者の自発的行動に影響を与えるようにデザインされたプログラムの分析、計画、実施、評価を行うために商業分野のマーケティング技術を適用すること」
と定義されています。
不適切です。
テレビのコマーシャルは、市内在住の子育て世代をターゲット集団としているので、適切ではありません。
最も適切です。
食品ロスを減らすために、地域のスーパーマーケットで電子版チラシを活用することは最も適しています。
不適切です。
SNSの活用は若い世代や子育て世代に広く利用されていて、情報の拡散力も高く効果的ですが、今回は「食品ロスを減らすための普及啓発活動」が目的なので、市の公式アカウントからの発信よりも、日々食品を購入する地域のスーパーマーケットからの発信が適しています。
不適切です。
子育て世代をターゲットにしているため、紙媒体の利用頻度は低いと考えられますので、不適切です。
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03
ソーシャルマーケティングとは、
社会的な課題の解決を目的として、マーケティングの手法を活用する考え方のことを言います。
この設問では、食品ロスを減らすことを目的とし子育て世代へのアプローチ方法を考える、という視点がポイントです。
✕ 不正解です。
ターゲットは子育て世代です。テレビコマーシャルの活用ではもっと幅広い世代にまんべんなくアプローチすることになり、手法として不適切です。
○ 正解です。
子育て世代が頻繁に利用するであろうスーパーマーケットのチラシを使用し、さらに紙媒体より電子媒体をよく利用するであろう世代にフォーカスしたアプローチとなっており、手法として適切です。
✕ 不正解です。
子育て世代はSNSを利用している率が高いと予測され、拡散力も高く効果的であると考えられますが、
市の公式アカウントからの発信を目にする機会よりも、日常的に利用するスーパーマーケットでの情報発信のほうがより効果的であると予測されます。
✕ 不正解です。
紙媒体の広報を目にするタイミングは、子育て世代では低いと考えられ、手法として不適切です。
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