管理栄養士の過去問
第38回
午後の部 問22

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問題

第38回 管理栄養士国家試験 午後の部 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

たんぱく質・エネルギー栄養障害患者に栄養管理を開始し、1週間後に栄養状態を評価したところ、栄養状態の改善がみられた。この時の栄養アセスメントの結果である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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この過去問の解説 (1件)

01

栄養アセスメントとは、栄養ケア計画を実施するための、はじめのプロセスです。

栄養スクリーニングで、栄養に問題がある対象者を抽出し、第二ステップの【栄養アセスメント】で、より詳細な栄養状態を評価します。

 

アセスメント項目によっても、変化があらわれるまでに時間がかかる場合もあるので、項目と変化が生じる時期などもセットで覚えると良いですね。

選択肢1. 上腕三頭筋皮下脂肪厚の増加

不適当です。

 

身体計測値は、1週間後などすぐに変化はみられません。

選択肢2. 上腕筋囲の増加

不適当です。

 

身体計測値は、1週間後などすぐに変化はみられません。

選択肢3. 血清アルブミン値の上昇

不適当です。

 

半減期が21日なので、1週間後の評価には不適切です。

選択肢4. 血清トランスサイレチン値の上昇

最も適当です。

 

半減期が1.9日と短いので、栄養評価に最適です。

選択肢5. 血中CRP値の上昇

不適当です。

 

栄養状態の改善が見られたのであれば、CRPは上昇しません。

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