1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題A 問13

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題A 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 水セメント比とは、セメントペースト中のセメントに対する水の質量百分率をいう。
  • 単位水量とは、フレッシュコンクリート1m3に含まれる水量をいう。
  • 水セメント比は、施工に支障をきたさない範囲で大きいことが望ましい。
  • 単位水量を大きくすると、コンクリートの流動性が増す。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 「水セメント比は、施工に支障をきたさない範囲で大きいことが望ましい。

選択肢1. 水セメント比とは、セメントペースト中のセメントに対する水の質量百分率をいう。

上記の通りになります。下記のものが公式になります。

単位水量÷単位セメント量=%

選択肢2. 単位水量とは、フレッシュコンクリート1m3に含まれる水量をいう。

上記の通りになります。

選択肢3. 水セメント比は、施工に支障をきたさない範囲で大きいことが望ましい。

水セメント比は、ワーカビリティに影響しているので施工に影響が出ない程度に小さい事がのぞましいです。

選択肢4. 単位水量を大きくすると、コンクリートの流動性が増す。

単位水量が増えるとより流動性が増し、ワーカビリティに影響を与えます。

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02

正解は「水セメント比は、施工に支障をきたさない範囲で大きいことが望ましい。」です。

選択肢1. 水セメント比とは、セメントペースト中のセメントに対する水の質量百分率をいう。

設問の通りです。

選択肢2. 単位水量とは、フレッシュコンクリート1m3に含まれる水量をいう。

設問の通りです。

選択肢3. 水セメント比は、施工に支障をきたさない範囲で大きいことが望ましい。

誤りです。

 水セメント比が大きくなると、コンクリートの圧縮強度は小さくなります。

 そのため、施工に支障をきたさない程度に小さいことが望ましいです。 

選択肢4. 単位水量を大きくすると、コンクリートの流動性が増す。

設問の通りです。

 規定以上に大きくした場合、流動性は増しますが、コンクリートの強度が低下するため、適切な水量を守る必要があります。 

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03

コンクリートに関する問題です。

選択肢1. 水セメント比とは、セメントペースト中のセメントに対する水の質量百分率をいう。

適当です。

「水セメント比」に関して、セメントペースト中の「セメント」に対する「水」の「質量百分率」を意味します。

これは必ずおさえておきましょう。

選択肢2. 単位水量とは、フレッシュコンクリート1m3に含まれる水量をいう。

適当です。

「単位水量」に関して、「フレッシュコンクリート1m3に含まれる水量」を意味します。

選択肢3. 水セメント比は、施工に支障をきたさない範囲で大きいことが望ましい。

適当ではありません。

水セメント比に関してですが、水セメント比は小さい方が強度は向上します。水密性の向上も考慮すると、施工に支障をきたさない範囲で「小さい」ことが望ましくなります。

選択肢4. 単位水量を大きくすると、コンクリートの流動性が増す。

適当です。

単位水量を大きくするということは、コンクリートがシャビシャビになると考えればよいので、

流動性が増します。

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