1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題A 問19

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題A 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

空気調和設備の自動制御及び機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 外気導入量の最適化制御は、室内のCO2濃度が設定値になるようにCO2濃度センサーにより外気ダンパーの開度を制御することにより行う。
  • ダクト挿入型温度検出器は、エルボ、ダンパーの直下流などを避け、偏流が生じない場所に設置する。
  • 室内型温度検出器は、吹出口からの冷温風、太陽からの放射熱などの影響がない場所に設置する。
  • 冷却塔のファンは、外気温度により二位置制御する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 4

1  上記の通りになります。

2 上記の通りになります。

3 室内型温度検出器は、吹出口からの冷温風、太陽からの放射熱などの影響がない場所に設置し、取り付け高さは床上1.5mとします。

4  冷却塔は冷却水の出入り口の温度差レンジの温度によって制御を行います。


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02

1.設問の通りです。

 室内又は換気ダクト内の二酸化炭素濃度を検出して、ダンパを制御します。


2.設問の通りです。


3.設問の通りです。


4.誤りです。

 冷却塔の制御は、送風機のオンオフ制御、冷却水のバイパス流量制御などで行いますが、外気温度での制御は行いません。 

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03

空気調和設備の自動制御と機器に関する問題です。

選択肢1. 外気導入量の最適化制御は、室内のCO2濃度が設定値になるようにCO2濃度センサーにより外気ダンパーの開度を制御することにより行う。

問題文通りです

選択肢2. ダクト挿入型温度検出器は、エルボ、ダンパーの直下流などを避け、偏流が生じない場所に設置する。

問題文通りです

選択肢3. 室内型温度検出器は、吹出口からの冷温風、太陽からの放射熱などの影響がない場所に設置する。

問題文通りです

 

室内検出器を壁面に設置する場合、換気口の近くの気流や温度・湿度が安定する所を選びます。また、発熱体がある場合は、それを避けた位置とします。

設定温度が常温よりかけ離れている時は、壁面近くと室温に大きな差が生じるため、壁面から十分な距離を取って設置します。

選択肢4. 冷却塔のファンは、外気温度により二位置制御する。

冷却塔の冷却水温度制御は、冷却塔の冷却水出口に設置した温度調節計で、冷却ファンを二位置制御します

二位置制御とは、ON/OFF制御です。

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