1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題A 問33

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題A 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

特殊継手排水システムに関する文中、(   )内に当てはまる用語の組合せとして、適当なものはどれか。

特殊継手排水システムは、一般的に、( A )方式とした排水立て管をもつ高層の集合住宅などに採用されている。
本システムの特徴は、排水横枝管の流れを排水立て管内に円滑に流入させ、立て管内の流速を( B )にある。
  • A:伸頂通気   B:増すこと
  • A:ループ通気  B:増すこと
  • A:伸頂通気   B:減ずること
  • A:ループ通気  B:減ずること

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この過去問の解説 (3件)

01

特殊継手排水システムに関する問題です。

「特殊継手排水システム」とは排水横枝管と排水立て管の接続部に立て管にらせん状に水が流れるようになる特殊継手を設けるシステムです。

それを踏まえて本問を解きましょう。

選択肢1. A:伸頂通気   B:増すこと

適当ではありません。

選択肢2. A:ループ通気  B:増すこと

適当ではありません。

選択肢3. A:伸頂通気   B:減ずること

適当です。

本文に「排水立て管をもつ」とあるので「伸長通気管」となります。

そしてこのシステムの本筋は排水横枝管の流れを排水立て管内に円滑に流入させ、立て管内の「流速を減ずる」ことにあります。

選択肢4. A:ループ通気  B:減ずること

適当ではありません。

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02

正解 3 

A:伸頂通気方式の建物に特殊な継ぎ手を用いる通気方式です。

B:伸頂通気方式よりも流速を減少させ管内を円滑にさせる方式になります。

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03

特殊継手排水システムに関する問題です。

 

特殊継手排水システムは、一般的に、 A(伸頂通気) 方式とした排水立て管をもつ高層の集合住宅などに採用されている。

本システムの特徴は、排水横枝管の流れを排水立て管内に円滑に流入させ、立て管内の流速を B(減ずること) にある

 

特殊継手排水システムは、単管式排水システムの1つで、伸頂通気管だけのもので、排水立管と各階の排水横枝管を接続するために、接続部に、特殊な形状の継手を使っています。

 

特殊継手排水システムは、排水横枝管からの流れを排水立管への流入を、円滑にするためのもので、排水立管の流速を減じる効果を発揮し、伸頂通気管からの空気量の流入を減らして、伸頂通気方式より性能向上の効果を上げています。

 

参考図を下記します。

選択肢1. A:伸頂通気   B:増すこと

Aは正解ですが、Bが誤りです。

選択肢2. A:ループ通気  B:増すこと

A,Bともに誤りです。

選択肢3. A:伸頂通気   B:減ずること

解説文通りです。

選択肢4. A:ループ通気  B:減ずること

Aは誤りで、Bは正解です。

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