1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題A 問34

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題A 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

屋内消火栓設備における1号消火栓及び易操作性1号消火栓に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 1号消火栓は、通常2人により操作を行う。
  • 1号消火栓は、開閉弁の開放と連動して消火ポンプが起動できる。
  • 易操作性1号消火栓のノズルは、棒状放水と噴霧放水の切換えができる。
  • 易操作性1号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が25m以下となるように設ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 2

1 1号消火栓は基本的に2人以上で操作をし、2号消火栓は1人で操作できるものになります。

2 1号消火栓は直接制御盤にて操作でき、消火栓近くのボタンから遠隔操作できるものになります。

3 1号消火栓のノズルは、棒状放水と噴霧放水の切換えができるものになります。

4 1号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が25m以下となり、2号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が15m以下となるように設けます。

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02

屋内消火栓設備における「1号消火栓」及び「易操作性1号消火栓」に関する問題です。

選択肢1. 1号消火栓は、通常2人により操作を行う。

適当です。

1号消火栓は、水圧も高く、ホースの引き出しなど1人での操作が困難なので通常2人となります。逆に2号消火栓は1人でも操作が可能となっております。

選択肢2. 1号消火栓は、開閉弁の開放と連動して消火ポンプが起動できる。

適当ではありません。

1号消火栓は先に起動ボタンを押さなければなりません。

逆に2号消火栓は開閉弁と消火ポンプが連動しています。

選択肢3. 易操作性1号消火栓のノズルは、棒状放水と噴霧放水の切換えができる。

適当です。「易操作性1号消火栓」とは一人でも操作ができるように改良されたものになります。

本文のとおり棒状放水と噴霧放水の切換えができます。

選択肢4. 易操作性1号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が25m以下となるように設ける。

適当です。

易操作性1号消火栓の設置位置に関して述べており、本文のとおり「防火対象物の階ごと」に、その階の「各部からの水平距離が25m以下」となるように設けます。

易操作性といっても1号消火栓と同じです。

ちなみに2号消火栓は15m以下です。

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03

屋内消火栓設備の消火栓に関する問題です。

選択肢1. 1号消火栓は、通常2人により操作を行う。

問題文通りです

選択肢2. 1号消火栓は、開閉弁の開放と連動して消火ポンプが起動できる。

ポンプの起動は、ポンプ直近の制御盤から起動・停止操作を行います。また、消火栓箱からの遠隔操作により起動も可能です。

 

開閉弁の開放とのポンプ起動連動は、易操作性1号消火栓と2号消火栓です。

選択肢3. 易操作性1号消火栓のノズルは、棒状放水と噴霧放水の切換えができる。

問題文通りです

 

「(消防庁告示第2号」(屋内消火栓設備の屋内消火栓等の基準)によります。

選択肢4. 易操作性1号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部からの水平距離が25m以下となるように設ける。

問題文通りです

 

「消防法施行令」によります。

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