1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題B 問45
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題B 問45 (訂正依頼・報告はこちら)
施工計画に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 労務計画は、施工内容を十分把握し、施工方法、工程、施工条件などを考慮して作成する。
- 施工方法は、設計図書に特別の定めがない場合、受注者がその責任において定めることが一般的である。
- 搬入計画は、材料、機器類の品種、数量、大きさ、質量、時期などを考慮して作成する。
- 仮設物は、工事期間中一時的に使用されるものなので、火災予防や騒音対策は考慮しないのが一般的である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 労務計画は、施工内容を把握し、施工方法、工程、施工条件、作業員などの資料を作成します。
2 特別の定めがない場合、受注者がその責任において定めることが一般的です。
3 上記の通りになります。
4 仮設物は、工事期間中一時的に使用されるものなので、火災予防や騒音対策盗難対策なども考慮します。
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02
「施工計画」に関する問題です。
適当です。
本文のとおり、労務計画は施工内容を十分把握し、「施工方法」、「工程」、「施工条件」などを考慮して作成します。
本文そのものをおさえておきましょう。
適当です。
本文のとおり、施工方法は設計図書に特別の定めがない場合、受注者がその責任において定めることが一般的です。建設工事請負契約約款にもうたっています。
適当です。
本文のとおり、搬入計画は材料、機器類の品種、数量、大きさ、質量、時期などを考慮して作成します。
本文そのものをおさえておきましょう。
適当ではありません。
工事期間中一時的に使用される「仮設物」であっても、火災予防や騒音対策は必要です。
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03
施工計画に関する問題です。
正
問題文の通りです。
労務計画は、工事全行程において、どの期間にどれだけの工数が必要か、どのような施工方法でどのような機材が必要かなどを確認し、最も経済的に配置できるかを検討して作成します。
正
問題文の通りです。
「公共工事標準請負契約約款第1条(総則)」の第3項には、次のように定められています。
「仮設、施工方法など工事目的物の完成に必要な一切の手段(施工方法)は、約款や設計図書に特別に定めがなければ、受注者がその責任で施工方法を定めます」
一般的な施工法では解決しない工事については、新工法のような特殊な施工法でも、実績があり経済的でもある施工方法を検討し、受注者の責任で施工計画書を作成します。
正
問題文の通りです。
工事前、工事中の機材の搬入は、大きな機材から小さな機材まで多数あり、搬入ルートや搬入順序を誤ると、必要工期に必要機材が無かったりするため、機材のリストを作成して、大きさ・重量・搬入ルート(道路を含め)などを検討します。
誤
仮設物は、工事期間中一時的に使用されるものとはいえ、火災予防や騒音対策には十分な配慮・対策が必要なことが一般的である。
仮設物には、工事場所内での足場や照明などの仮設物と、工事現場周囲から人が容易に入れないこと・火災や騒音で近隣に迷惑をかけない等の仮設物があり、工事現場内だけでなく、現場周辺の環境を確認して十分な仮設物の設置が必要です。
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