1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題B 問61
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題B 問61 (訂正依頼・報告はこちら)
試運転調整時の確認事項に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 渦巻きポンプは、ポンプと電動機の主軸が一直線になるようにカップリングに定規を当てて水平度を確認する。
- 吸収冷温水機は、減水時システム停止のインターロックを確認するほか、換気ファンとのインターロックを確認する。
- 排水ポンプは、排水槽の満水警報の発報により2台交互運転することを確認する。
- 無圧式温水発生機は、地震又はこれに相当する衝撃により燃焼が自動停止することを確認する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 ポンプと電動機の主軸が一直線になるようにカップリングに定規、水糸を当て水平が取れているか確認します。
2 上記の通りになります。
3 満水警報時は、2台同時運転することを確認します。
4 無圧式は地震などの衝撃が起きたときに自動的に止まることを確認します。
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02
試運転調整時の確認事項に関する問題です。
適当です。
渦巻きポンプの水平度の確認として、ポンプと電動機の主軸が一直線になるようにカップリングに定規を当てて行います。
適当です。
吸収冷温水機におけるのインターロックの確認に関してです。
「減水時システム停止」の場合と、換気ファンとのインターロックも確認します。
適当ではありません。
排水ポンプは、「自動交互運転」非常時「同時運転」とすべきです。
適当です。
本文のとおり、無圧式温水発生機は地震又はこれに相当する「衝撃により燃焼が自動停止」することを確認します。
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03
試運転調整に関する問題です。
正
問題文の通りです。
渦巻きポンプの試運転調整の1つは、カップリングの水平度の確認、芯出しができているかの確認です。方法は、問題文に書いてある通りです。他に、レーザーを使う方法もあります。
正
問題文の通りです。
吸収冷温水機の試運転調整は、個々の部品、組立の正確性の確認など、どのような機器も同じような観点で確認します。
吸収冷温水機の場合は、システム機器として、インターロック機能があります。
実際に運転して調整する前に、インターロックの動作が確実かを確認しないと、大きな事故や機器の故障につながるため、インターロック機能は重要です。
誤
排水ポンプは、排水槽の満水警報の発報により、待機側のポンプが作動することを確認します。2台交互運転は通常時の運転パターンです。
排水ポンプは2台あって、運転時は、定期的に入れ替えて2台交互運転をします。止まっている1台は、緊急時に作動する予備機の役割を果たします。
正
問題文の通りです。
無圧式温水発生機は、ボイラーの1種で、燃焼で温水を発生させずに、大気圧で温水機本体内部の熱媒水(缶水)を沸点以下に加熱し、熱交換器で熱を取り出す装置です。(法的にはボイラーに該当しません。)
しかしボイラーとして燃焼しているため、地震などで火災などのトラブルが起きないように、燃焼の自動停止を核にする必要があります。
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