1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題B 問55

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題B 問55 (訂正依頼・報告はこちら)

配管及び配管付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 鋼管のねじ接合において、転造ねじの場合のねじ部強度は、鋼管本体の強度とほぼ同程度となる。
  • 青銅製の仕切弁の最高許容圧力は、管内の流体が脈動水の場合と静流水の場合とで同じである。
  • ステンレス鋼管の溶接接合は、管内にアルゴンガス又は窒素ガスを充満させてから、TIG溶接により行う。
  • 弁棒が弁体の中心にある中心型のバタフライ弁は、冷水温水切替え弁などの全閉全開用に適している。

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この過去問の解説 (2件)

01


正解 2

1 鋼管本体と同等の強度になります。

2 脈動水と静流水では管内の許容力は違います。

3 ステンレス鋼管を溶接する彩はTIG溶接を使い、TIG溶接時は不活性化ガスを用いて行います。

4 上記の通りになります。

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02

配管及び配管付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 鋼管のねじ接合において、転造ねじの場合のねじ部強度は、鋼管本体の強度とほぼ同程度となる。

適当です。

「転造ねじ」とは鋼管を転造盤にてねじ山を成形したものであり、本文のとおりねじ部強度は、鋼管本体の強度とほぼ同程度となります。

選択肢2. 青銅製の仕切弁の最高許容圧力は、管内の流体が脈動水の場合と静流水の場合とで同じである。

適当ではありません。

青銅仕切弁において、最高許容圧力は脈動水の方が静流水の場合よりも「小さく」なります。

一般的には、脈動水が1.0Mpa、静流水が1.4MPaです。

選択肢3. ステンレス鋼管の溶接接合は、管内にアルゴンガス又は窒素ガスを充満させてから、TIG溶接により行う。

適当です。

本文のとおり、「ステンレス鋼管の溶接接合」は管内にアルゴンガス又は窒素ガスを充満させてから、TIG溶接にて行います。

TIG溶接とは、アーク溶接法の一種で「不活性ガス溶接」を意味します。

選択肢4. 弁棒が弁体の中心にある中心型のバタフライ弁は、冷水温水切替え弁などの全閉全開用に適している。

適当です。

バタフライ弁は、弁棒が弁体の中心にある中心型の弁であり、冷水温水切替え弁などの全閉全開用に適しています。

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