1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題B 問58

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題B 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • シーリングディフューザー形吹出口は、最大拡散半径が重ならないように配置する。
  • シーリングディフューザー形吹出口では、一般的に、中コーンが下にあるとき、気流は天井面に沿って水平に拡散する。
  • スパイラルダクトの接続には、一般的に、小口径には差込み継手、大口径にはフランジ継手が使用される。
  • 送風機の吐出し口直後に風量調節ダンパーを設ける場合は、風量調節ダンパーの軸が送風機羽根車の軸に対し直角となるようにする。

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この過去問の解説 (2件)

01

ダクト及びダクト付属品の「施工」に関する問題です。

選択肢1. シーリングディフューザー形吹出口は、最大拡散半径が重ならないように配置する。

適当ではありません。

シーリングディフューザー形吹出口に関しては、最大拡散半径は部屋全体を覆うように配置がされ、かつ「最小拡散半径」が「重ならないように」配置します。

選択肢2. シーリングディフューザー形吹出口では、一般的に、中コーンが下にあるとき、気流は天井面に沿って水平に拡散する。

適当です。

シーリングディフューザー形吹出口に関して、中コーンが「下」にある時は気流は天井面に沿って「水平に拡散」します。逆に「上」に上げた場合は「垂直方向に」拡散します。

この設問は頻出です。おさえておきましょう。

選択肢3. スパイラルダクトの接続には、一般的に、小口径には差込み継手、大口径にはフランジ継手が使用される。

適当です。

スパイラルダクトの接続に関して、本文のとおり「小口径には差込み継手」、「大口径にはフランジ継手」が使用されます。

選択肢4. 送風機の吐出し口直後に風量調節ダンパーを設ける場合は、風量調節ダンパーの軸が送風機羽根車の軸に対し直角となるようにする。

適当です。

送風機の「吐出し口直後」に「風量調節ダンパー」を設ける場合、本文のとおり風量調節ダンパーの軸が送風機羽根車の軸に対し「直角」となるようにします。

この設問も頻出です。「水平」「垂直」の部分がよく出されます。

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02

正解 1

1 シーリングディフューザー形吹出口は、最小拡散半径が重ならないように配置します。

2  シーリングディフューザー形吹出口では、一般的に、中コーンが下にあるとき、気流は天井面に沿って水平に拡散し、上にあるときは気流は床に向かっていきます。

3 大口径の物はフランジ継手にし、小口径の物は差し込み式の継手にします。

4 上記の通りになります。

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