1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題A 問9
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題A 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 飽和湿り空気の温度を上げると、相対湿度は低下する。
- 飽和湿り空気の温度を下げると、絶対湿度は低下する。
- 湿り空気を蒸気スプレーで加湿すると、絶対湿度と相対湿度はともに上昇するが、湿球温度は変わらない。
- 湿り空気をその露点温度より高い温度の冷却コイルで冷却しても、絶対湿度は変わらない。
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この過去問の解説 (2件)
01
湿り空気に関する問題です。
この問題ででてくる「相対」や「絶対」の意味をしっかり理解しておきましょう。
他との関係や比較によって成り立つのが「相対」
他との関係や比較なしに成り立つのが「絶対」です。
適当です。
ここでは「相対湿度」に関して述べています。
適当です。
ここでは「絶対湿度」に関して述べています。
適当ではありません。
「蒸気スプレーで加湿する」=温度も湿度も「上がる」さらに湿球温度も「上がる」です。
もし、これが水スプレーなら湿度は上がるが、温度は下がる、です。
適当です。
湿り空気をその露点温度より高い温度の冷却コイルで冷却しているので、「絶対湿度は変わらない」です。
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02
加熱の場合、乾球温度が上がり絶対湿度は一定のため、相対湿度が低下します。
2.設問の通りです。
空気の露点以下となるため、乾球温度が下がり、絶対湿度も低下します。
3.誤りです。
蒸気スプレーは加熱加湿になるため、乾球温度はほぼ一定で、絶対湿度と湿球温度は上昇します。
4.設問の通りです。
露点温度以下にならないため、乾球温度は下がりますが、絶対湿度は一定です。
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