1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題A 問25

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題A 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、本設備は「建築基準法」上の「階及び全館避難安全検証法」及び「特殊な構造」によらないものとする。
  • 排煙立てダクト(メインダクト)には、原則として、防火ダンパを設けない。
  • 2以上の防煙区画を対象とする場合の排煙風量は、1分間に120 m3以上で、かつ、最大防煙区画の床面積1m2につき2m3以上とする。
  • 電源を必要とする排煙設備の予備電源は、20分間継続して排煙設備を作動できる容量とし、かつ、常用の電源が断たれた場合に自動的に切り替えられるものとする。
  • 同一防煙区画に複数の排煙口を設ける場合は、排煙口の1つを開放することで他の排煙口を同時に開放する連動機構付とする。

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この過去問の解説 (2件)

01

排煙設備に関する問題です。

選択肢1. 排煙立てダクト(メインダクト)には、原則として、防火ダンパを設けない。

適当です。排煙立てダクト(メインダクト)には、原則として、防火ダンパを設けません

メインダクトに設けてしまったら作動した時に煙の逃げ場がなくなるからです。

選択肢2. 2以上の防煙区画を対象とする場合の排煙風量は、1分間に120 m3以上で、かつ、最大防煙区画の床面積1m2につき2m3以上とする。

適当です。

これは本文そのままおさえておいてください。

「2以上」の防煙区画を対象とする場合の排煙風量は、「1分間に120㎥以上」で、かつ、最大防煙区画の「床面積1㎥につき2㎥以上」とします。

選択肢3. 電源を必要とする排煙設備の予備電源は、20分間継続して排煙設備を作動できる容量とし、かつ、常用の電源が断たれた場合に自動的に切り替えられるものとする。

適当ではありません。

電源を必要とする排煙設備の「予備電源」に関してですが、「30分間継続」して排煙設備を作動できる容量とし、かつ常用の電源が断たれた場合に「自動的に切り替えられる」ものとします。

選択肢4. 同一防煙区画に複数の排煙口を設ける場合は、排煙口の1つを開放することで他の排煙口を同時に開放する連動機構付とする。

適当です。

同一防煙区画に複数の排煙口を設ける場合は、排煙口の1つを開放することで他の排煙口を同時に開放する「連動機構付」とします。

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02

1.設問の通りです。
 たてダクトは耐火構造のシャフト内に収め、シャフト壁を
 貫通する横ダクト部分に防煙用防火ダンパ(温度280度)を設置します。

2.設問の通りです。

3.誤りです。
 予備電源は30分以上電力を供給できる容量が求められます。

4.設問の通りです。

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