1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題A 問24

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題A 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、本設備は「建築基準法」上の「階及び全館避難安全検証法」及び「特殊な構造」によらないものとする。
  • 自然排煙口は、防煙区画部分の床面積の 1/50 以上の排煙上有効な開口面積を有する必要がある。
  • 排煙立てダクト(メインダクト)の風量は、最遠の階から順次比較し、各階ごとの排煙風量のうち大きい方の風量とする。
  • 防煙垂れ壁は、防火戸上部及び天井チャンバー方式を除き、天井面より40 cm以上下方に突出した不燃材料で造られたものとする。
  • 排煙機は、多翼形、軸流形等、一般の送風機に使用されている機種を用いるが、サージングやオーバーロードがないように排煙ダクト系に合う機種を選定する。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「防煙垂れ壁は、防火戸上部及び天井チャンバー方式を除き、天井面より40 cm以上下方に突出した不燃材料で造られたものとする。」です。

選択肢1. 自然排煙口は、防煙区画部分の床面積の 1/50 以上の排煙上有効な開口面積を有する必要がある。

設問の通りです。

 また、機械排煙は防煙区画の床面積 1 m² につき1 m³/min 以上必要です。

選択肢2. 排煙立てダクト(メインダクト)の風量は、最遠の階から順次比較し、各階ごとの排煙風量のうち大きい方の風量とする。

設問の通りです。

選択肢3. 防煙垂れ壁は、防火戸上部及び天井チャンバー方式を除き、天井面より40 cm以上下方に突出した不燃材料で造られたものとする。

誤りです。

 防煙垂れ壁は、天井面より 50 cm 以上下方に突出した不燃材料で造られたものとする必要があります。

選択肢4. 排煙機は、多翼形、軸流形等、一般の送風機に使用されている機種を用いるが、サージングやオーバーロードがないように排煙ダクト系に合う機種を選定する。

設問の通りです。

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02

排煙設備に関する問題です。

選択肢1. 自然排煙口は、防煙区画部分の床面積の 1/50 以上の排煙上有効な開口面積を有する必要がある。

適当です。

本文のとおり、「自然排煙口」は「防煙区画部分の床面積の 1/50 以上」の排煙上有効な開口面積を有する必要があります。

選択肢2. 排煙立てダクト(メインダクト)の風量は、最遠の階から順次比較し、各階ごとの排煙風量のうち大きい方の風量とする。

適当です。

本文のとおり、排煙立てダクト(メインダクト)の風量に関しては最遠の階から順次比較し、「各階ごとの排煙風量」のうち「大きい方」の風量とします。

選択肢3. 防煙垂れ壁は、防火戸上部及び天井チャンバー方式を除き、天井面より40 cm以上下方に突出した不燃材料で造られたものとする。

適当ではありません。

防煙垂れ壁に関してですが、防火戸上部及び天井チャンバー方式を除き、「天井面より50㎝以上下方」に突出した「不燃材料」で造られたものとしています。

選択肢4. 排煙機は、多翼形、軸流形等、一般の送風機に使用されている機種を用いるが、サージングやオーバーロードがないように排煙ダクト系に合う機種を選定する。

適当です。

排煙機に関して述べています。本文のとおり多翼形、軸流形等、一般の送風機に使用されている機種を用いますが、サージングやオーバーロードがないように排煙ダクト系に合う機種を選定します。

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