1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問53

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 1日の冷凍能力が法定 50トン未満の冷凍機の据付けにおいて、冷凍機の操作盤前面の空間距離は、大型ボイラー等に面する場合を除き、1.2 m としてよい。
  • 屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを 100 mm とする場合、コンクリート基礎の高さは 500 mm としてよい。
  • 呼び番号3の送風機の設置において、4方向に振れ止めを設ける場合、天井から吊りボルトにより吊り下げてよい。
  • 雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍としてよい。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。

 設問文のように、メンテナンススペースを確保する必要があります。

 
2.設問の通りです。


3.誤りです。

 呼び番号2以上の遠心送風機については、形鋼など溶接枠組みした架台に防振装置を介して設置します。

 吊りボルト施工が可能な大きさは、呼び番号2未満となります。 


4.設問の通りです。

 また、空気の吸込みを防ぐため、排水流入口からできるだけ離し、壁面との離れは、ポンプケーシング外面から200mm以上とします。 

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02

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 1日の冷凍能力が法定 50トン未満の冷凍機の据付けにおいて、冷凍機の操作盤前面の空間距離は、大型ボイラー等に面する場合を除き、1.2 m としてよい。

適当です。

「1日の冷凍能力が法定 50トン未満の冷凍機」において、冷凍機の操作盤前面の空間距離は、上記の場合を除き、1200、両側面500、背面500となります。

ただし、ヒートポンプの場合は前面1200、両側面800、背面1000となります。

選択肢2. 屋内設置の飲料用受水タンクの据付けにおいて、コンクリート基礎上の鋼製架台の高さを 100 mm とする場合、コンクリート基礎の高さは 500 mm としてよい。

適当です。

据え付けの対象物は「屋内設置の飲料用受水タンク」で、床面の基礎500と鋼製架台の高さ100を合わせて600となるのでこのコンクリート基礎高さは適正です。

選択肢3. 呼び番号3の送風機の設置において、4方向に振れ止めを設ける場合、天井から吊りボルトにより吊り下げてよい。

適当ではありません。

天井から吊りボルトにより吊り下げてよい送風機の呼び番号は2、2と1/2以下までです。

選択肢4. 雑排水用水中モーターポンプ2台を排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの中心間距離は、ポンプケーシングの直径の3倍としてよい。

適当です。

雑排水用水中モーターポンプ「2台」を同排水槽内に設置する場合、ポンプケーシングの「中心間距離」は、「ポンプケーシングの直径」の「3倍」として可です。

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