1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問54

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問54 (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に 450 mm 以上の保守・点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分のスペースを確保する。
  • 防振基礎に設ける耐震ストッパは、地震時における機器の横移動の自由度を確保するため、機器本体との間の隙間を極力大きくとって取り付ける。
  • あと施工アンカーの設置においては、所定の許容引抜き力を確保するため、使用するドリルにせん孔する深さの位置をマーキングして所定のせん孔深さを確保する。
  • 天井スラブの下面において、あと施工アンカーを上向きに設置する場合、接着系アンカーは使用しない。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。

 また、底面からの高さを600mm以上として堅固に固定します。 

2.誤りです。

 緩衝材を考慮し、適切な間隔とします。

 定常運転中に緩衝材に接触しない範囲で可能な限り小さい隙間程度とします。 

3.設問の通りです。

  

4.設問の通りです。

接着系アンカーは金属拡張アンカーに比べて引き抜きに強いので多用されていますが、

天井下面などに取り付けると施工時に樹脂が垂れるなどして強度に問題が出るため、一般的には下面に使用しません。

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02

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に 450 mm 以上の保守・点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分のスペースを確保する。

適当です。

「貯湯タンク」の据付けに関して、周囲に「 450 mm 以上」の保守・点検スペースを確保する+

加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分のスペースを確保します。

選択肢2. 防振基礎に設ける耐震ストッパは、地震時における機器の横移動の自由度を確保するため、機器本体との間の隙間を極力大きくとって取り付ける。

適当ではありません。

防振基礎に設ける耐震ストッパに関して、機器本体との間の隙間を横移動が確保が可能な範囲内で「できるだけ少なく」とる、が正解となります。

機器の据付の問題のこのパターンでの誤りは頻出です。おさえておきましょう。

選択肢3. あと施工アンカーの設置においては、所定の許容引抜き力を確保するため、使用するドリルにせん孔する深さの位置をマーキングして所定のせん孔深さを確保する。

適当です。

「あと」施工アンカーの設置に関して、所定の許容引抜き力を確保が必要ですので、使用するドリルにせん孔する深さの位置を「マーキング」して所定のせん孔深さを確保します。

選択肢4. 天井スラブの下面において、あと施工アンカーを上向きに設置する場合、接着系アンカーは使用しない。

適当です。

天井スラブの下面における、あと施工アンカーの上向き設置の場合、接着系アンカーは使用しません。

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