1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問61
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問61 (訂正依頼・報告はこちら)
機器の試運転に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 冷凍機の試運転では、冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔が起動した後に冷凍機が起動することを確認する。
- ボイラーの試運転では、ボイラーを運転する前に、ボイラー給水ポンプ、オイルポンプ、給気ファン等の単体運転の確認を行う。
- ポンプの試運転では、軸封部がメカニカルシール方式の場合、メカニカルシールから水滴が連続滴下していることを確認する。
- 空気調和機の試運転では、加湿器は、空気調和機の送風機とインターロックされていることを確認する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
1.設問の通りです。
冷凍機の停止時には、冷凍機が最初に停止し、冷水ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔が停止するインタロックを確認します。
2.設問の通りです。
3.誤りです。
メカニカルシールの場合、漏れは非常に少なく、ほとんど漏水は見られません。
連続滴下程度の水が漏れる状態に調整するのは「グランドパッキン」の場合です。
4.設問の通りです。
加湿器の停止後、一定時間後に送風機が停止することを確認します。
参考になった数35
この解説の修正を提案する
02
機器の試運転に関する問題です。
冷凍機の試運転に関して、「冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔」の起動を確認の後、冷凍機が起動することを確認します。この順番をおさえておいてください。
適当です。
ボイラーの試運転に関して、ボイラー給水ポンプ、オイルポンプ、給気ファン等の単体運転の確認の後、ボイラーを運転します。
適当ではありません。
ポンプの試運転に関して、軸封部が「メカニカルシール方式」の場合、「水漏れがないこと」を確認します。「グランドパッキン方式」の場合は、水滴が連続滴下していることを確認します。
軸部の熱負荷の軽減のためです。メカニカルシールにはそれが不要です。
適当です。
空気調和機の試運転に関して重要なことは、「加湿器」が空気調和機の送風機とインターロックされていることを確認することです。加湿器の運転だけだと水分でベトベトになります。
参考になった数30
この解説の修正を提案する
前の問題(問60)へ
令和元年度(2019年)問題一覧
次の問題(問62)へ