1級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)
問64 (問題B 問64)
問題文
次の記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 問64(問題B 問64) (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
- 使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせ、又は貯蓄金を管理する契約をしてはならない。
- 使用者は、満20才に満たない者を使用する場合、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
- 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
- 労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効であり、労働基準法に定められた基準が適用される。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.設問の通りです。
ただし、「労働者の預貯金を、委託を受けて管理する場合にはこの限りではない」と記載されています。
2.誤りです。
使用者は、満18才に満たない者を使用する場合、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければなりません。
3.設問の通りです。
4.設問の通りです。
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02
「労働基準法」上で誤っているものを選択する問題です。
適当です。
「使用者」の契約禁止事項として、本文のとおり労働契約に附随して貯蓄の契約をさせ、又は貯蓄金を管理する契約をしてはいけません。
適当ではありません。
「使用者」は、「年少者(満18歳未満の者)を使用する場合、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない、が正解です。
この設問は頻出です。おさえておきましょう。
適当です。
使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはいけません。
適当です。
労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効であり、労働基準法に定められた基準が適用されます。当然ですね。
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03
労働基準法に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
「労働基準法第18条(強制貯金)」第1項
【 使用者は、労働契約に附随した貯蓄契約をさせるか、貯蓄金の管理契約をしないこと。 】
誤
使用者は、満18才に満たない者を使用する場合、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
「労働基準法第57条(年少者の証明書)」第1項
【 使用者は、満18才に満たない者の、年齢証明の戸籍証明書を、事業場に備え付けます。 】
正
問題文の内容通りです。
「労働基準法第16条(賠償予定の禁止)」
【 使用者は、労働契約不履行に関し、違約金を定める契約、損害賠償額を請求する契約をしないこと。 】
正
問題文の内容通りです。
「労働基準法第13条(この法律違反の契約)」
【 この法律(労働基準法)で定める基準に達しない労働条件での労働契約は、基準に達しない労働条件での労働契約は無効とします。無効となつた労働契約は、この法律(労働基準法)で定める基準によった労働条件とします。 】
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