1級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)
問69 (問題B 問69)
問題文
1号消火栓を用いた屋内消火栓設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 問69(問題B 問69) (訂正依頼・報告はこちら)
1号消火栓を用いた屋内消火栓設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
- 主配管のうち、立上がり管は呼び径で 50 mm 以上のものとする。
- 加圧送水装置は、消火栓のノズルの先端における放水圧力が 0.7 MPa を超えるようにしなければならない。
- 配管の耐圧力は、当該配管に給水する加圧送水装置の締切圧力の 1.5倍以上の水圧を加えた場合において、当該水圧に耐えるものとする。
- 水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に 2.6 m3 を乗じて得た量以上でなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
「消防法」上において、「1号消火栓」を用いた屋内消火栓設備に関するものから誤っているものを選ぶ問題です。
適当です。
1号消火栓において主配管のうち、立上がり管は呼び径で 50 mm 以上とします。
適当ではありません。
1号消火栓における加圧送水装置の放水圧力は、ノズルの先端における放水圧力が 「0.17MPa以上0.7 MPa を超えない」ようにします。放水量は130ℓ/分以上です。
ちなみに2号消火栓はノズルの先端における放水圧力が 「0.25MPa以上0.7MPaを超えない」ようにします。放水量は60ℓ/分以上です。
適当です。
本文のとおり、配管の耐圧力は、当該配管に給水する加圧送水装置の「締切圧力の 1.5倍以上」の水圧を加えた場合において、当該水圧に耐えるものとします。
適当です。
水源の水量に関して、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における当該設置個数(当該設置個数が2を超えるときは、2とする。)に「 2.6 m3 を乗じて」得た量以上となります。
ちなみに2号消火栓は「 1.2 m3 を乗じて」です。
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02
1.設問の通りです。
2.誤りです。
加圧送水装置は、消火栓のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えないための措置を講じる必要があります。
3.設問の通りです。
4.設問の通りです。
なお、1号消火栓には、2人で操作する1号消火栓と、1人でも操作可能な易操作性1号消火栓とがあります。
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03
1号消火栓を用いた屋内消火栓設備に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
「消防法施行規則第12条(屋内消火栓設備に関する基準の細目)」第1項項第6号
【 屋内消火栓設備(令第11条第3項第2号イ・ロの技術上基準に従い設置は除きます。)の設置と維持の技術上の基準細目は、次のとおりとします。
6号ヘ:主配管のうち、立上り管は、管の呼びで50mm以上のものとします。 】
注意) 「主配管のうち、立上り管は、……」の規定は、第2項、第3項にも同規定文がありますが、呼び径が皆異なります。屋内消火栓設備の違いからです。
誤
加圧送水装置は、消火栓のノズルの先端における放水圧力が 0.7 MPa を超えないようにしなければならない。
「消防法施行規則第12条(屋内消火栓設備に関する基準の細目)」第1項項第7号ホ
【 加圧送水装置には、屋内消火栓設備のノズルの先端での放水圧力が 0.7 MPaを超えない措置を講じます。 】
正
問題文の内容通りです。
「消防法施行規則第12条(屋内消火栓設備に関する基準の細目)」第1項項第6号リ
【 配管の耐圧力は、配管に給水する加圧送水装置の締切圧力の 1.5倍以上の水圧を加えた場合、その水圧に耐えること。 】
正
問題文の内容通りです。
「消防法施行令第11条(屋内消火栓設備に関する基準)」第3項
【 第1項第2号及び第6号の防火対象物かその部分、第5号に掲げる防火対象物かその部分の基準です。
ハ:水源は、水量が屋内消火栓の設置個数が最も多い階の設置個数(設置個数が2を超えるときは、2とする)に 2.6 m3を乗じた量以上の量となるように設けます。 】
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