1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問70

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

スプリンクラー設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。ただし、特定施設水道連結型スプリンクラー設備は除く。
  • 末端試験弁は、閉鎖型スプリンクラーヘッドの作動を試験するために設ける。
  • 閉鎖型スプリンクラーヘッドのうち標準型ヘッドは、給排気用ダクト等でその幅又は奥行が 1.2 m を超えるものがある場合には、当該ダクト等の下面にも設けなければならない。
  • 補助散水栓は、防火対象物の階ごとに、その階の未警戒となる各部分からホース接続口までの水平距離が 15 m 以下となるように設けなければならない。
  • ポンプによる加圧送水装置には、締切運転時における水温上昇防止のための逃し配管を設ける。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

「消防法」上においてのスプリンクラー設備に関する問題です。

選択肢1. 末端試験弁は、閉鎖型スプリンクラーヘッドの作動を試験するために設ける。

適当ではありません。

末端試験弁は閉鎖型スプリンクラー設備であるからこそ設けられるものですが、閉鎖型スプリンクラーヘッドの作動を試験するのではなく、その前の流水検知器や圧力検知器の作動を確認するためのものとなります。

ちなみに閉鎖型スプリンクラーヘッドは作動してしまったら交換が必要になってしまいます。

選択肢2. 閉鎖型スプリンクラーヘッドのうち標準型ヘッドは、給排気用ダクト等でその幅又は奥行が 1.2 m を超えるものがある場合には、当該ダクト等の下面にも設けなければならない。

適当です。

閉鎖型スプリンクラーヘッドのうち標準型ヘッドに関して、給排気用ダクト等でその幅又は奥行が 「1.2 m を超える」場合は当該ダクト等の下面にも設けなければならないです。

ダクトの下面までカバーできなくなるからです。

選択肢3. 補助散水栓は、防火対象物の階ごとに、その階の未警戒となる各部分からホース接続口までの水平距離が 15 m 以下となるように設けなければならない。

適当です。

補助散水栓に関して、「防火対象物の階ごと」、その階の未警戒となる各部分からホース接続口までの「水平距離」が 「15 m 以下」となるように設けなければいけません。

選択肢4. ポンプによる加圧送水装置には、締切運転時における水温上昇防止のための逃し配管を設ける。

適当です。

ポンプによる加圧送水装置に関して、締切運転時における水温上昇防止のための「逃し配管」を設けます。

参考になった数51

02

1.誤りです。

 末端試験弁は、スプリンクラーヘッドの起動性能や、放水圧力、放水量の測定を行うものです。

 スプリンクラーヘッドについては、目視にて検定品であることを確認します。

 
2.設問の通りです。


3.設問の通りです。

 また、補助散水栓の開閉弁は、床面からの高さが1.5m以下の位置に設けます。

 
4.設問の通りです。

参考になった数45