1級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度（2020年）
問3 (問題A 問3)

許容限度は、

六価クロム化合物0.5 mg Cr(VI)/L

ヒ素その他化合物は0.1 mg As/Lです。　

BODは生物化学的酸素要求量と言われ、河川等の水質汚濁の指標として用いられています。

水中に含まれる有機物が酸化剤で化学的に酸化したときに消費する酸素量ではなく、

微生物が有機物を酸化分解するために必要な酸素の量をいいます。

記述の通りです。

記述の通りです。

適当です。

水質汚濁防止法に基づく有害物質として排水基準が定められている物質に「ヒ素」、「六価クロム化合物」等の重金属は含まれています。

適当ではありません。

BOD（生物化学的酸素要求量）は水中の微生物が必要としている酸素量を示します。

本文はCOD（化学的酸素要求量）をさしています。

この設問のパターンは多いです。おさえておいてください。

適当です。

ノルマルヘキサン抽出物質含有量に関して、本文のとおり油脂類による水質汚濁の指標として用いられ、ヘキサンで抽出される油分等の物質量をいいます。

適当です。

TOC（全有機体炭素）は、水の汚染度を判断する指標として用いられ、水中に存在する有機物中の炭素量をいいます。

正

問題文内容の通りです。

「排水基準を定める省令第1条(排水基準)」

【 有害物質による排出水の汚染状態は、別表に掲げる有害物質の種類ごとに、掲げます。 】

誤

BODは、河川等の水質汚濁の指標として用いられ、主に水中に含まれる有機物が、好気性微生物によって分解され、安定する際に吸収消費される酸素量をいう。

BOD(生物化学的酸素要求量)は、水中にある有機物質の指標で、河川の水質汚濁指標として使われます。

水中にある腐敗性有機物が、好気性微生物により無機性酸化物とガスに分解されて安定する際に、水中の酸素が吸収消費され、その消費される必要酸素量がBOD[mg/L]と言います。

なお、問題文の内容は、CODに関するものです。

正

問題文内容の通りです。

ノルマルヘキサン抽出物質は、ノルマルヘキサンに可溶性のある油分で、揮発しにくい動植物油脂類や鉱物湯などの油状物質です。

正

問題文内容の通りです。

TOCは水中の有機物の指標です。

TOC(全有機炭素量)は、水中にある有機物に含まれる炭素の総量で、炭素は有機物の他にも炭酸や重炭酸にも含まれるため、水中の総炭素量から無機性炭素量を引いて測定します。