1級管工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
問題A 問35

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 学科試験 問題A 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 内容積が20L以上の液化石油ガスの容器を設置する場合は、容器の設置位置から2m以内にある火気を遮る措置を行う。
  • 特定地下室等に都市ガスのガス漏れ警報器を設置する場合、導管の外壁貫通部より10m以内に設置する。
  • 一般消費者等に供給される液化石油ガスは、「い号」、「ろ号」、「は号」に区分され、「い号」が最もプロパン及びプロピレンの合計量の含有率が高い。
  • 液化プロパンが気化した場合のプロパンの密度は、標準状態で約2kg/m3である。

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この過去問の解説 (2件)

01

ガス設備に関する問題です。

選択肢1. 内容積が20L以上の液化石油ガスの容器を設置する場合は、容器の設置位置から2m以内にある火気を遮る措置を行う。

適当です。

内容積が「20L以上」の「液化石油ガスの容器」を設置する場合においては、容器の設置位置から「2m以内にある火気を遮る」措置を行います。

選択肢2. 特定地下室等に都市ガスのガス漏れ警報器を設置する場合、導管の外壁貫通部より10m以内に設置する。

適当ではありません。

特定地下室等に「都市ガス」のガス漏れ警報器を設置する場合です。

ポイントは都市ガスは空気より「軽い」ものになるので、導管の外壁貫通部より「8m以内」に設置することのなります。

空気より「重い」とされる「LPガス」の場合は「4m以内」となります。

選択肢3. 一般消費者等に供給される液化石油ガスは、「い号」、「ろ号」、「は号」に区分され、「い号」が最もプロパン及びプロピレンの合計量の含有率が高い。

適当です。

この設問は頻出です。

液化石油ガスは、「い号」、「ろ号」、「は号」に区分され、「い号」が最もプロパン及びプロピレンの合計量の含有率が高いものになります。

ちなみに「い号」で80%以上となります。

選択肢4. 液化プロパンが気化した場合のプロパンの密度は、標準状態で約2kg/m3である。

適当です。

液化プロパンが気化した場合のプロパンの密度は、標準状態で約2kg/m3で正しいです。

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02

正解は 2 です。

都市ガスのガス漏れ警報器の設置位置は

ガス導管の外壁貫通部等10m以内ではなく

8m以内とされています。

1 記述の通りです。

3 記述の通りです。

4 記述の通りです。

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