1級管工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
問題B 問70

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 学科試験 問題B 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「消防法」上、消防の用に供する設備に該当しないものはどれか。
  • 粉末消火設備
  • 泡消火設備
  • 連結送水管
  • スプリンクラー設備

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

消防の用に供する設備の消火設備としては以下になります。

1.消火器及び簡易消火用具(水バケツ、水槽、乾燥砂等)

2.屋内消火栓設備

3.スプリンクラー設備

4.水噴霧消火設備

5.泡消火設備

6.不活性ガス消火設備

7.ハロゲン化物消火設備

8.粉末消火設備

9.屋外消火栓設備

10.動力消防ポンプ設備

連結送水管は消防活動上必要な施設になります。

参考になった数40

02

「消防法」上、消防の用に供する設備に該当しないものを選ぶ問題です。

この問題では必ず「消防の用に供する設備ではない」ものがなにかをおさえておきましょう。

選択肢1. 粉末消火設備

適当です。

「粉末消火設備」とは粉末消火薬剤を火元に大量放射することで、燃焼面を覆い空気遮断による「窒息効果」、粉末消火薬剤が熱により分解し、発生する炭酸ガスにより空気中の酸素濃度を下げる「希釈窒素効果」、化学作用によって燃焼の連鎖反応を中断する「負触媒効果(抑制効果)」の相乗効果によって消火する設備です。

いちばん単純なもので消火器があります。

選択肢2. 泡消火設備

適当です。

「泡消火設備」とは、泡ヘッドや泡ノズルなどから空気泡を放射し、燃焼表面を泡で被覆することによって「窒息作用」と、泡に含まれる水分による「冷却作用」により火災を消火する設備です。機械駐車場などに設けられます。

選択肢3. 連結送水管

適当ではありません。

これを必ずおさえましょう。

「連結送水管」は、消火活動上必要な「施設」になります。

連結送水管は、火災の際に消防ポンプ自動車から送水口を通じて送水し、消防隊が放水口にホースを接続すれば消火活動ができるようになっています。

選択肢4. スプリンクラー設備

適当です。

参考になった数32